清華大学-立命館大学合同学術シンポジウム

 12月8日(土)、中国・北京市の清華大学 甲所において、清華大学・立命館大学主催による合同学術シンポジウム「東アジアの文化と創造~交流の軌跡」が開催されました。本シンポジウムは、「日中関係を中心とした人文学『文学・歴史・哲学(芸術史)』」をテーマとし、東アジアの文化交流を通じた日中間の学術研究交流の発展を目的としています。今回は、日本学術振興会(JSPS)北京研究連絡センターの共催、および在中国日本国大使館の後援のもとに開催され、清華大学、立命館大学の研究者が報告および討論を行いました。

彭刚学長補佐(右)によるあいさつ
彭刚学長補佐(右)によるあいさつ
王中忱教授による発表
王中忱教授による発表

 開会挨拶では、清華大学の彭刚学長補佐より、本シンポジウムを契機に両大学の交流や連携が発展することへの期待が述べられ、仲谷善雄副総長は「我々は平和で持続可能な社会を構築し、世界の未来を担う人材を育む責務があります。清華大学と立命館大学との連携協力は、国際社会からの期待に応え、日中の友好と発展に寄与する取組になるでしょう」と述べました。

 その後、清華大学人文学院副書記の劉暁峰教授および本学文学部長の上野隆三教授による司会のもと、研究報告を行い、日中の文化に関する意見交換など、活発な討論が展開されました。

本郷真紹教授による発表
本郷真紹教授による発表
シンポジウム会場の様子
シンポジウム会場の様子

 2017年9月に開設した立命館大学北京事務所は、開設一周年を迎えました。同事務所では、開設以来、中国の各機関との連携事業や、本学の広報活動等を展開しています。本シンポジウムは同事務所の開設一周年記念事業として開催され、「日中平和友好条約締結40周年」を記念する周年認定事業としても位置づけられています。

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