「大船渡盛町七夕まつりサポートプロジェクト2019」を実施
立命館大学は、大船渡市と2012年4月に「災害復興に向けた連携協力に関する協定」、2016年4月に「包括連携協定」を締結し、継続的に復興支援活動を行っています。
その一環で、立命館大学サービスラーニングセンターでは、立命館災害復興支援室と連携し、2012年度から課外プログラム「大船渡盛町七夕まつりサポートプロジェクト」を実施しています。
8年目となる今年度は、21名の学生が岩手県大船渡市盛町で例年8月6日・7日に開催される「盛町灯ろう七夕まつり」の運営に携わりました。
おまつりの運営を担うことを通して、東日本大震災に対する思いや大船渡市盛町の課題である少子化やお祭りの担い手の高齢化に対する取り組みなど、そこに住む人々の思いに触れ、復興支援、地域活性化の意味について学びを得る機会としました。
現地では、地域の方々や、例年活動をともにしている明治大学の学生とともに竹飾りの設置や各町の山車の制作、本部の模擬店の準備などの事前の準備から、おまつり当日の山車の巡行や模擬店の運営などを担いました。
また、地域や地元企業の方々が参加する「道中おどり」にも立命館大学として参加し、一体となっておまつりの夜を盛り上げました。
参加した学生のなかには、初めて東北を訪れた学生がいる一方、地域の方とのつながりから継続的に参加している学生や当日、おまつりに駆けつけた学生、卒業生もおり、学部や学年を超えた活動となりました。
参加した学生の多くが、これからも大船渡市や盛町に関わっていきたいと語っています。今後、現地とのつながりを紡ぐ存在となることを期待しています。
※活動期間中、大船渡市役所に戸田公明市長への表敬訪問に伺い、本学の継続的な活動について、感謝の言葉を頂戴しました。
※本プログラムの参加学生は、立命館災害復興支援室の復興支援活動旅費支援を受けております。