2月6日(木)、エジプト・アレキサンドリアにあるエジプト日本科学技術大学 (E-JUST : Egypt-Japan University of Science and Technology)のEl-Gohary学長をはじめとするご一行が立命館大学びわこ・くさつキャンパス(BKC)に来学されました。本学からは、仲谷善雄学長をはじめ、高山茂理工学部長、山下洋一情報理工学部長、菊地武司生命科学部長、長積仁スポーツ健康科学部長が表敬訪問を受けました。

 懇談においては、E-JUSTで現在建設中のメインキャンパスの状況が紹介され、高山理工学部長から理工系設備の安全管理システムや設備、それに関わる教職員のマネジメント体制の説明があり、両大学の今後の連携に関する意見交換が行われました。その後、一行はキャンパス内の施設や研究室等を視察されました。

 立命館大学が行う職員の能力開発に関わる取り組みについて紹介するセッションでは、E-JUSTとは異なる人事・育成制度について大きな関心を示されていました。El-Gohary学長との懇談の中で、仲谷学長からは、E-JUSTの益々の発展を期待するとともに、人材育成支援としての教職員受入の可能性等、今後の関係強化に向けた提案がなされました。

 E-JUSTはエジプトと日本政府の協力によって設立された大学であり、立命館大学、立命館アジア太平洋大学を含む日本国内の複数の大学が国内支援大学として支援しています。立命館大学では、これまでもE-JUSTの幹部職員を受け入れ大学管理運営研修を実施するなど人材育成支援を行っており、2017年度から、現地での大学事務機能強化の支援に携わっています。

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