科研費で採択件数、配分額ともに「私立大学3位」を獲得

2021.01.20 NEWS

科研費で採択件数、配分額ともに「私立大学3位」を獲得

 立命館大学は、このほど文部科学省が発表した「令和2(2020)年度科学研究費助成事業(科研費)の配分」において、採択件数、配分額ランキングで慶應義塾大学、早稲田大学に次ぐ私立大学3 位(西日本私立大学1 位)となりました。採択件数では、初の私立大学3位となりました。

 2020年度配分結果では、採択件数(新規課題+継続課題)が過去最多の690件となり、過去最上位となる全国21位(私立大学3位)となりました。また新規採択件数でも全国20位(私立大学3位)と過去最上位となっています。また審査区分別(中区分)においては、採択件数上位10機関に以下の10区分がランクインしました。
「01 思想、芸術およびその関連分野」
「02 文学、言語学およびその関連分野」
「04 地理学、文化人類学、民俗学およびその関連分野」
「05 法学およびその関連分野」
「06 政治学およびその関連分野」
「07 経済学、経営学およびその関連分野」
「08 社会学およびその関連分野」
「20 機械力学、ロボティクスおよびその関連分野」
「61 人間情報学およびその関連分野」
「64 環境保全対策およびその関連分野」

 「第3期研究高度化中期計画」においては、2025年度に科研費全員申請の目標達成を掲げています。現在の申請率は6割を超え、申請者の裾野が広がっていることが大きな要因の一つとなって採択率の向上に繋がり、今回の成果に結びついたと考えています。
 加えて、学園全体で推進している若手研究者の育成ならびに女性研究者の活躍推進に向けた取り組みについても、各研究機構、研究所、研究センターそしてリサーチライフサポート室等との連携・連動が功を奏し、今次の採択件数と新規採択率の向上に繋がったと言えます。
 引き続き、科研費獲得を研究高度化政策の柱のひとつとして取り組んで参る所存です。

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