映像学部企画の光のアート作品を京都「東山花灯路」で展示

2022.04.01 TOPICS

映像学部企画の光のアート作品を京都「東山花灯路」で展示

 立命館大学映像学部 望月茂徳准教授のゼミに所属する学生たちが、 NAKED, INC.とのコラボレーションで作品を制作し、2022年3月4日(金)~3月13日(日)の期間、京都府東山地域で開催された事業「東山花灯路」で作品を展示しました。

 プロジェクションマッピングなどを用いた空間演出を手掛ける NAKED, INC.は、各地域の学生たちの創造力育成をサポートする「NAKED未来創造プロジェクト」の活動を2014年度より続けています。今回、その活動の一環で望月ゼミの学生企画と NAKED, INC.のアート作品「NAKEDディスタンス提灯®」*を組み合わせた「東山 水光巡り」を制作。今年で最後の開催となった「東山花灯路」で展示しました。
*提灯が映し出す光の輪で、ソーシャルディスタンスがとれる、感染症予防対策アートとして人気の作品の一つです。

 本展示は、アートを体験しながら京都で代々大切にされてきた神話の理解を深めてもらう意図で制作されました。東山花灯路の会場である円山公園で「NAKEDディスタンス提灯®︎」を受け取り、合計3つあるチェックポイントで提灯を指定の台に置くと提灯の色が変化します。最終目標地点では、青龍がプロジェクションマッピングで映し出されており、提灯をかざすと青龍が目を覚ます映像が投影されます。青龍の映像は、チェックポイントを通過した数によって演出が変化する仕掛けとなっています。
 今回は、「NAKEDディスタンス提灯®」に望月ゼミの学生のアイディアを融合させ、オリジナルの提灯を60個制作。 NAKED, INC.の指導のもと、学生がサイネージやプロジェクションマッピングの映像をつくり、京都ならではのストーリーに基づく、幻想的な回遊型アート企画が実現しました。

 学生たちは、多くの人が訪れ、観覧するという大規模かつ実践的な場を通して、自分たちの提案を具体化していくプロセスの難しさ、奥深さを知ると同時に、それが実現することの喜びを感じていました。

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