西浦敬信教授の「糸なし糸電話」がナレッジイノベーションアワードで優秀賞を受賞

2022.04.04 NEWS

西浦敬信教授の「糸なし糸電話」がナレッジイノベーションアワードで優秀賞を受賞

 情報理工学部 音情報処理研究室・西浦敬信教授の研究「レーザー光を使った“糸なし糸電話”」が「第9回ナレッジイノベーションアワード」において優秀賞を受賞しました。

 立命館大学は、2021年7月より、グランフロント大阪北館にある施設「ナレッジキャピタル The Lab.」の展示ブースで本学の研究成果を紹介してきました。2021年9月30日から展示した西浦教授の「糸なし糸電話」は、レーザー光で振動を遠方から読み取り、振動情報を音声に変換してスピーカーから再生するという光レーザーマイクロホンの技術を再現したものです。展示ブースでは、紙コップに向かって話した声の振動をレーザー光で読み取り、遠方にいる相手のもとで音声が変換される様子を実際に体験できるようになっています。

 この度、「ナレッジキャピタル」から生まれるアイデアの具体的な成果を、広く社会に発信する取り組みとして「第9回ナレッジイノベーションアワード」が開催され、その最終選考会が2022年3月20日(日)に行われました。ナレッジキャピタル参画者による多彩な活動を評価する「ナレッジキャピタル部門」にて、93作品のなかから西浦教授の研究は優秀賞を受賞しました。

西浦敬信教授のコメント

 立命館大学の研究力を、そして音の魅力を多くの方に伝えるべく、この第9回ナレッジイノベーションアワードに応募致しました。今回の研究テーマである「糸なし糸電話」技術も数年後にはみんなが知っている技術として世の中に認知されていることと思います。新しい技術は未来を豊かにする可能性を秘めています。今後も研究室みんなの力を結集し、新しい音技術の創出を目指します。この度は本研究を応援頂きありがとうございました。

西浦敬信教授
会場の様子

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