デュラクスアウトドアリゾートと地域に根差したメニュー開発を開始
立命館大学食マネジメント学部の学生を中心とした学生団体「ぎゅっと滋賀」は、京都府京丹後市にあるグランピング施設「デュラクスアウトドアリゾート京丹後久美浜LABO」の運営等をおこなう株式会社ゼンシンと共同し、京都府北部地域の地域社会の一層の発展と活性化を目指し、産学連携プロジェクトをスタートしました。
当プロジェクトでは、京丹後市の食にかかわる特産品等を用いて、オリジナル土産やオリジナル地場産BBQメニューの開発を進めています。2022年9月6日(火)~7日(水)には、学生20人が京丹後市を訪問。デュラクスアウトドアリゾート京丹後久美浜LABOに宿泊し、地元の小野甚味噌醤油醸造株式会社などを訪れ、京丹後地域の魅力に直接触れながら、食の開発に必要な調査を実施しました。
また、2022年9月22日(木)、学生らは京都府立丹後緑風高等学校のアグリサイエンス科・企画経営科の生徒たちと交流。地域で生産されている食材を使った製品開発の見学や京丹後市の食材・特産品、地域の魅力について意見交換を行いました。
今後は、11月に京丹後市を再訪、丹後緑風高等学校の生徒たちと交流しながら京丹後市の魅力発信。グランピングのメニューやお土産開発など2023年3月までの完成を目指します。
ぎゅっと滋賀 グランピングチーム代表 栗原日陽里さん・松平果穂さん(食マネジメント学部2回生)
9月の初旬のフィールドワークでは、京丹後の特産品やお土産の現状を調査するとともに、グランピング施設での宿泊を通じて、宿泊される方がどんな体験をしているのか、またどのようなニーズを持っているかの把握に努めました。
9月の半ばに開催された丹後緑風高等学校の生徒の皆さんとの交流では、お互いの活動について発表・交流ができ、さまざまな刺激を受けました。
今後、私たちは実際に京丹後市を訪れて感じたことや、高校生との交流から得たアイデアを活かし、商品の具体化に取り組んでいきます。また、京丹後市やグランピングの魅力を知ってもらえるよう、引き続き情報を発信していきたいと考えています。