家族のショッピングをもっと楽しく!三井アウトレットパーク 滋賀竜王でスマフォアプリの実証実験を実施

2016.06.10 NEWS

家族のショッピングをもっと楽しく!三井アウトレットパーク 滋賀竜王でスマフォアプリの実証実験を実施

 情報理工学部 メディア エクスペリエンス デザイン 研究室(野間春生・教授)では、6月5日(日)・6日(月)の2日間、三井アウトレットパーク 滋賀竜王で、本学が開発したスマートフォンによる買い物支援システムの実証実験として、スタンプラリーゲーム 「iPhoneで たからさがし しよう!」 を開催し、親子連れをはじめ、120組以上のグループが参加しました。

 スタンプラリーゲームは、研究室が開発したiPhoneアプリ「てくPico」とインターネット上のサーバで運営しています。スタンプには施設内10箇所に宝箱を模したプレートを設置し、このプレートにBluetoothによる小型電波発信器に組込んでいます。この発信器に「てくPico」を起動したiPhoneをかざすことで、“宝物”を確保したこととなります。宝物にはポイントを付与しており、ヒントの利用回数によって点数が変わります。最終的な宝物の獲得数に応じて、景品を提供しました。

 今回の実証実験では、スタンプラリーゲームが広いシッピングモールの回遊性を高め、滞在時間を延ばすことに加え、さらには歩行距離が伸びることが明らかとなり、健康推進面でも今後の実用化が期待されます。


野間教授(情報理工学部)のコメント
多くのショッピングモールは大人向けの店が多く、家族で来店しつつも子供がぐずるなどして、どうしてもゆっくりと滞在することができないことがあります。そこで、このようなスタンプラリーを組み合わせることで、子連れでも館内をくまなく歩き回ることを狙いました。実験の様子をみていると、狙い通りに朝から何時間も、店内を回遊していたグループが多数いました。今後は、今回の結果を分析し、グループの誰もが楽しくショッピングを体験できるための仕組みの開発を目指します。

会場の様子
会場の様子
てくPico 画面
てくPico 画面

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