株式会社アワーズ(アドベンチャーワールド)と包括連携協定を締結。2024年度政策科学部授業にて連携科目を開講
12月21日(木)、立命館大学は、アドベンチャーワールドを運営する株式会社アワーズと、包括連携協定を締結いたしました。本協定のもと相互に連携・協力を図ることにより、産学連携の相乗効果を発揮させ、学術研究・教育、地域社会の発展及び人財育成への貢献を目指します。
具体的な取り組みの1つとして、2024年度政策科学部授業にて、連携科目「ヴィジョン特殊講義『アドベンチャーワールドから学ぶD&I経営の本質』」を開講いたします。
立命館大学大阪いばらきキャンパスでは、2015年の開設以降、「地域・社会連携」を教学コンセプトの一つに掲げ、学外の行政機関、各種団体、自治体、企業等と連携した取り組みを積極的に展開してきました。株式会社アワーズが運営する和歌山県のアドベンチャーワールドは、動物園・水族館・遊園地を要する複合型テーマパークである一方で、長年培ってきた動物に関する知識やノウハウ、そして研究や知見をベースに、学校や企業、業界団体の方向けの講演会を行い、体験学習プログラムやアクティブラーニングの実施など、教育や人財育成に取り組んできました。
ともに地域の活性化に取り組んできた両者が新たに協定を締結することで、学術研究・教育活動の活性化、アドベンチャーワールドにおけるフィールドワークプログラムの展開、人財・知的資源の交流による人財育成など、さらなる連携の強化を目指します。
協定締結式は、アドベンチャーワールドのパーク内、ブリーディングセンターにて執り行われ、仲谷善雄学長、株式会社アワーズの山本雅史代表取締役社長が協定書へ署名。ジャイアントパンダ「彩浜(さいひん)」の前で記念撮影を行いました。
包括連携協定に基づく取り組み
- 学術研究・教育に関すること
- 地域社会連携、地域貢献に関すること
- 人財の育成に関すること
- 各々が有する資源の相互利用に関すること
- その他、双方が協議の上、必要と認めること
2024年度政策科学部授業にて開講する連携科目について
- 講義名
「ヴィジョン特殊講義『アドベンチャーワールドから学ぶD&I経営の本質』」 - 開講学部
政策科学部 - 開講時期
2024年度春季または秋季 ※次年度以降も実施予定 - 科目概要
複合型テーマパークであるアドベンチャーワールドの経営方針、経営戦略、人材育成、危機管理等について、経営幹部から現場で活躍するスタッフまで幅広い視点でお話しいただき、「D&I Award 2021」でベストワークプレイスに認定された株式会社アワーズのD&I経営の本質について学びます。また、人と動物との関係構築や人と動物をめぐる国際課題(環境破壊、生物多様性保全)への取り組みについても学び、グループワーク等を通じて学生が主体的にD&I や SDGsについて考える実践的な科目とする予定です。
本科目は、2024~2027年間のシリーズ講義とし、その内容は本学とアワーズで共同開発を行います(1年目は概論、2~4年目は各論を予定)。
株式会社アワーズについて
株式会社アワーズは「こころ”で”とき”を創るSmileカンパニー」のもと、テーマパーク「アドベンチャーワールド」を運営しています。「こころ」を大切にし、関わるすべての人との大切な「とき」を共有することによって、永続的にホンモノの「Smile」を創造・提供し続けます。
株式会社アワーズコーポレートサイト:https://www.ms-aws.com