立命館大学 キャリア教育科目「社会と学ぶ課題解決」にて万博をテーマにした授業実施
本学では、教養教育科目の一つとして「キャリア教育科目」を開設し、毎年春学期、秋学期に、学部横断型PBLプログラム「社会と学ぶ課題解決」という授業を開講しています。
低回生(1回生)向けのキャリア教育として、衣笠キャンパス、びわこ・くさつキャンパス、大阪いばらきキャンパスの3キャンパスで合計14クラス(1クラス授業定員35名、合計受講者数490名)を開講。各種企業の第一線で活躍されている社員の方のご支援のもと、提示いただいたビジネス現場の課題に対して学生がチームに分かれて解決策を立案、プレゼンするという全15週にわたるプログラムで、1クラスにつき2企業の課題に取り組みます。
今年度の秋学期、衣笠キャンパス開講分では、株式会社読売旅行様(以下、読売旅行様)にお越しいただき、2025年4月開幕の「大阪・関西万博」をテーマにした課題をご提示いただきました。
課題は、読売旅行 地域創成事業本部の『万博+』プロジェクトチームにアサインされた想定で、予算10億円を自由に使い、本学のキャンパスがある大阪府茨木市あるいは滋賀県草津市へ万博見学をフックに誘客するプランを企画、立案するというもの。約1ヵ月の間に、各チームは論理的な根拠と実現可能性を持ち合わせた企画を検討し、一次提案・読売旅行様からのフィードバックを経た最終提案をまとめ、プレゼンテーションを行いました。
オンキャンパス型ジョブ体験ともいえる本プログラム。1回生にとっては在学中に日本で実際に開催される万博というビッグイベントがテーマだったこともあり、学生たちも真剣かつ楽しみながら課題に取り組んでいました。連携いただきました読売旅行様には、深く感謝申し上げます。
また、このプログラムとは別に、キャリア教育センターでは2回生以上を対象にした「コーオプ演習(実践)」という産官学が連携して展開する長期課題解決型プログラムも提供しており、2024年度からは大和ハウス工業株式会社様(以下、大和ハウス工業様)にも連携いただく予定です。大和ハウス工業様と学校法人立命館は大阪・関西万博のテーマ事業「いのちの遊び場 クラゲ館」に共に協賛しており、そのことがきっかけで実現したコラボレーションです。
今後も大阪・関西万博を契機に、学生の学びの機会を創出していければと思っております。
今後も関連記事を発信して参りますので、ぜひご注目ください。
※「社会と学ぶ課題解決」、「コーオプ演習(実践)」受講の詳細についてはキャリア教育センターHPをご確認ください。