2024年4月5日（金）、立命館大学は、科学技術振興機構（JST）が実施する「国家戦略分野の若手研究者及び博士後期課程学生の育成事業（BOOST）次世代AI人材育成プログラム（博士後期課程学生支援）」事業に採択されました。
　本事業は、JSTが急性の高い国家戦略分野として、次世代AI分野を設定し、同分野に資する研究に取り組もうとする博士後期課程学生に対して、十分な生活費相当額（研究活動支援金）及び研究費を支援することで当該国家戦略分野の研究者層を厚くし、イノベーション創出や産業競争力を強化することを目指すものです。

【令和６年度新規プロジェクトの決定について／JST】
https://www.jst.go.jp/pr/info/info1681/index.html

　本学では、2030年に向けた中期計画（「R2030 チャレンジ・デザイン」）において、 「社会共生価値の創生を図ることのできるイノベーション人材の育成」を掲げています。その具体的施策として、「立命館先進研究アカデミー（RARA） 」を設置し、大学院生を含む若手研究者から本学を牽引する中核研究者までの研究者のキャリアパスに応じた研究環境の抜本的充実を図ることとしました。
　このRARAを基盤とし、先般採択された「RARA学生フェローシッププログラム（RARA×SPRING）」と共に、次世代AI技術を駆使して社会課題を解決できる能力を備えた博士人材を育成する「RARA学生フェローシップ次世代AI分野プログラム（RARA×BOOST）」を新たに展開・推進していきます。