食マネジメント学部生 地産地消とフードロス削減を目指す「キャベツメンチかつ」を発売
食マネジメント学部・小沢道紀ゼミの学生らが、滋賀県の地元企業「株式会社カネ吉ヤマモトフーズ」(以下、カネ吉山本)と共同で、地産地消の促進とフードロス削減を目指し、カネ吉山本のカネコロシリーズ新商品「キャベツメンチかつ」を開発。4月20日(月)から販売開始しました。
小沢ゼミでは、「食を通して社会課題を解決する」をテーマに研究活動をしています。
今次の企画は、カネ吉山本の担当者から小沢ゼミに対して、「滋賀県及び近江八幡市を盛り上げる新たな商品開発を一緒におこないたい」という相談がきっかけで始まりました。商品開発では、規格外の野菜を使用することで、SDGsの目標の一つであるフードロス削減目指すとともに、滋賀県産の規格外野菜を使用することで県内での地産地消を促進することに注力しました。
開発の過程では、40を超える多種多様な試作品が検討し、食べやすさと美味しさの両立を重視して開発を進める中、人気の高い揚げ物「メンチカツ」に注目。
そして、カネ吉山本から販売されている「カネコロシリーズ」の新たな一品として、規格外野菜として廃棄されてしまうキャベツを使用し、キャベツのシャキシャキ感とお肉のジューシー感が合わさった「キャベツメンチかつ」が誕生しました。
発売前には、滋賀県庁にて報道関係者に向けて、商品説明会を実施。小沢ゼミの学生らが、プロジェクト概要やその社会的意義、商品の開発背景などについて、説明しました。説明会では、地元メディアを中心に多くの記者が参加し、積極的な質問が交わされるなど、高い関心が寄せられました。
「キャベツメンチかつ」は、カネ吉山本の各店舗・オンラインショップをはじめ、滋賀県内の平和堂(一部店舗)などでも購入可能です。