ピアの力で立命館大学の景色を変えよう ピアサポート団体が一同に集まったワークショップを開催
立命館大学のピアサポート団体に所属する学生同士が出会い、自分たちの存在意義について言語化・表現する(エンパワメントする)ワークショップ「Peer Supporter’s Meeting@OIC」が9月20日、大阪いばらきキャンパスで行われ、学生や教職員ら約60名が参加しました。
今回の研修は、立命館大学のピア文化を醸成することを目的に、オリターやTISA、学生ボランティアコーディネーターなどが参加。「学生同士で学び合うきっかけを作っていくピア」としての意識を高めてもらうため、講演会、2つのワーク、そして発表・振り返りを行いました。
冒頭、学生部の河内明子次長が「ピアサポーターの皆さん一人ひとりの活躍は、立命館大学全体の景色を変える力を持っている」と主催者を代表して挨拶しました。その後、関西大学教育推進部の山田剛史教授(立命館大学SSP外部アドバイザー)に「ピア活動・チーム作りに必要な心理的安全性」と題してご講演をいただきました。講演では、主体的な学ぶための土台となる「心理的安全性」を中心に、学生や教職員へレクチャーいただきました。
山田教授の講演を受け、参加者らは、円形段ボール「えんたくん」を活用したグループワークを実施。「チームメンバーのピア活動について知る」「今、ピアに求められていることは?」などについて、グループでディスカッションを行い、各グループが発表しました。
「えんたくん」について
1枚の段ボールを使ってファシリテーションと対話が可能なコミュニケーションツール。チームメンバーのひざの上に段ボールを乗せ、用紙に書いて意見を述べたり話してコミュニケーションを図るアイテムです。