アセットオーナー・プリンシプルの受入について
学校法人立命館(以下、本学園)は、2024年8月に内閣官房により策定された「アセットオーナー・プリンシプル」の趣旨に賛同し、受け入れることを表明します。
「アセットオーナー・プリンシプル」では、学校法人を含むアセットオーナーが、それぞれの運用目的や財政状況等に基づいた目標のもと、運用によって受益者へ最善の利益をもたらすこととともに、投資先企業の成長・価値向上等をもたらす機能をいっそう高めていくことが期待されています。
本学園は、中期計画「R2030チャレンジ・デザイン」を掲げ、2大学4高等学校・中学校1小学校を有する私立総合学園として、「次世代研究大学・次世代探究学園」の実現を目指して、「社会共生価値の創出」「創発人材の育成」に取り組んでいます。
2020年度にはその一環として、独自の「立命館ソーシャルインパクトファンド(RSIF)」を設置し、また、2021年度には金融機関と共同で、環境・社会課題解決を目指す「インパクト志向金融宣言」への署名を行っています。RSIFを通じた資金運用活動が、スタートアップ創出促進だけではなく、本学園の研究・教育活動と投資先企業等の事業活動との連携・相乗効果を生み、社会インパクトの創出にもつながっています。
本学園は、永続的な教育研究の発展と、中期計画目標の達成にむけた取り組みとして、「アセットオーナー・プリンシプル」を受け入れ、原則の実施や必要に応じた見直しを図ることで、学校法人が行う資金運用の責任をより高い水準で果たすことに努めます。
2024年10月2日
学校法人立命館