第71回「不戦のつどい」わだつみ像前集会を開催

 12月3日(火)、第71回「不戦のつどい」わだつみ像前集会を、立命館大学国際平和ミュージアムにて執り行いました。開会の辞に続き、司会者から「不戦の誓い」が朗読され、参列者による黙祷が行われました。

 不戦のつどい実行委員会・委員長として挨拶を行った横尾陽太さん(学友会中央常任委員長、法学部4回生)は、「戦争を知らない私たちの世代は、まず、当事者意識を持って、戦争の歴史を再認識しなくてはいけません。その上で、先人たちの教訓から、『同じ過ちを繰り返してはならない』ということを後世に伝え、平和な未来を切り拓くことが重要です」と述べました。

 学園を代表して出席した仲谷善雄総長は、「2024年10月、日本原水爆被害者団体協議会が、ノーベル平和賞を受賞しました。日本にとっては50年ぶりとなるノーベル平和賞の受賞に深く敬意を表するとともに、私たちはこの甚大な犠牲を払った経験を、世代を超えて引き継ぎ、平和への強い思いを継承していくことが重要です。『平和』とは戦争が無いことだけを意味するのではなく、世界中の人々が、自らの夢や希望を抱き、その未来を実現できる社会であることを意味します。今日という日に、平和への思いを新たにし、『命』の大切さを世界に訴え、平和の創造に寄与する学園であり続けます」と決意を述べました。

横尾陽太さん(学友会中央常任委員長、法学部4回生)
横尾陽太さん(学友会中央常任委員長、法学部4回生)
仲谷善雄総長
仲谷善雄総長

 その後、わだつみ像への献花が行われ、最後に松田亮三教職員組合執行委員長による閉会挨拶で終了し、不戦と平和への誓いを新たにしました。

「不戦のつどい」関連企画

「〈非暴力〉 という生き方──阿波根昌鴻から何を学ぶか」
日時:12/7(土)14:00~16:00
会場:立命館大学国際平和ミュージアム 1 F エントランスホール
内容:映画上映会&トーク
登壇者:大畑豊 (わびあいの里) × 君島東彦 (立命館大学国際平和ミュージアム館長)
詳細リンク:https://rwp-museum.jp/event/20241120_01/

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