国際平和ミュージアム「リニューアル完成記念式典」を開催

 立命館大学国際平和ミュージアム(以下、国際平和ミュージアム)は、2023年9月23日(土)のリニューアルオープンに先立ち、9月15日(金)に「第2期リニューアル完成記念式典」を開催。都倉俊一 文化庁長官・滝川卓男 広島平和記念資料館館長・前川早由利 沖縄県平和祈念資料館館長をはじめとするご来賓の方々、学内関係者ら約70人が出席しました。


 「平和と民主主義」を教学理念に掲げる立命館大学は、その理念を体現し、大学の社会的責任として平和創造の主体者を育むために、世界で初めて大学が設置した総合的な平和博物館として1992年に「国際平和ミュージアム」を開館しました。
 2005年には、第1期展示リニューアルを行い、国際平和メディア資料室を新設。今回、第2期展示リニューアルを行い、地階と2階に分かれていた常設展示を地階に統合しました。施設設備についてもユニバーサルデザインに配慮し、2階には主体的な学習や資料を閲覧できるピースコモンズを新設しました。



   
森島朋三理事長
   
都倉俊一 文化庁長官
   
滝川卓男 広島平和記念資料館館長
   
君島東彦 国際平和ミュージアム館長
仲谷善雄学長


 式典の冒頭、森島朋三理事長は、国際平和ミュージアムは「命」の大切さを受け継ぎ、これからも平和の創造に寄与したいと、強い思いを述べました。

 その後、都倉長官・滝川館長からご祝辞を賜りました。都倉長官は、平和を得るのがいかに難しいことか、それを保つためにどのくらいの努力が必要なのか、そういったことを研究し、日本、そして世界に平和の知恵を広げてほしいと期待を寄せられました。ご祝辞に続き、君島東彦 国際平和ミュージアム館長による第2期展示リニューアルの経過報告や感謝状・記念品の贈呈などがあり、最後に仲谷善雄学長が謝辞を述べ、閉式しました。

 なお、式典後には滝川館長・前川館長・君島館長が「現在または未来において求められる平和博物館・資料館のあり方」をテーマに鼎談しました。

 立命館大学は今後も教学理念「平和と民主主義」の下、国際平和ミュージアムを通じて、日本、そして世界の平和創造に貢献してまいります。



   
国際平和ミュージアム外観
   
1階 エントランスホール
   
地階 展示エリア
   
2階 ピースコモンズ
   
2階 国際平和メディア資料室

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