12月8日(木)、第69回「不戦のつどい」わだつみ像前集会を、3年ぶりに一般参列者も招いて開催しました。国際平和ミュージアムは2023年9月のリニューアルオープンに向けた工事のため、今年度の集会はわだつみ像が置かれている、平井嘉一郎記念図書館にて執り行いました。

 開会の辞に続き、司会者から「不戦の誓い」が朗読された後、参列者による黙祷が行われました。
 不戦のつどい実行委員会・委員長として挨拶を行った石川寛太さん(学友会中央常任委員長・映像学部4回生)は、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻など、平和の重要性を痛感したと振り返りながら、「これからの社会を担っていく私たち世代が、平和の持つ意義を理解することで、平和な未来を切り開くことができると信じています」と語りました。

石川寛太さん(学友会中央常任委員長・映像学部4回生)
石川寛太さん(学友会中央常任委員長・映像学部4回生)
仲谷善雄総長
仲谷善雄総長

 学園を代表して出席した仲谷善雄総長は、「国際平和ミュージアムは、これまで以上に平和創造に向けた一歩を踏み出す場所となるよう、リニューアルを進めています。平和を実現するためには、あらためて歴史の事実に向き合い、現在そして未来に生きる人たちの目線に立ち、理解し、考え、行動する必要があります。未来を担う学生・生徒・児童への教育・研究に力を尽くし、立命館が世界平和への貢献を果たせる学園となるよう、一層努めてまいります」と決意を述べました。

 その後、わだつみ像への献花が行われ、最後に絹川浩敏教職員組合執行委員長による閉会挨拶で終了し、不戦と平和への誓いを新たにしました。

関連情報

NEXT

2022.12.13 TOPICS

里山講座「日本の林業のいま~森林と林業経営の現状と未来~」開催

ページトップへ