第72回「不戦のつどい」わだつみ像前集会を開催
12月9日(火)、第72回「不戦のつどい」わだつみ像前集会を、立命館大学国際平和ミュージアムにて執り行いました。開会の辞に続き、司会者から「不戦の誓い」が朗読され、参列者による黙祷が行われました。
不戦のつどい実行委員会・委員長として挨拶を行った小西勇輝さん(学友会中央常任委員長、文学部4回生)は、「平和を知るということは、戦争を知ることだと思います。戦争を知らない私たちの世代は、まず、当事者意識を持って、戦争の歴史を再認識しなくてはいけません。当時の人々の思いを受け取り、これからの社会を担う我々が、平和の持つ意味や重要性を見直すことで、平和な未来を切り拓くことができると思います」と述べました。
学園を代表して出席した仲谷善雄総長は、「私は、今年の8月7日、豊川市諏訪墓地において立命館大学愛知県校友会東三河支部が主催された豊川海軍工廠戦没学生慰霊祭に出席させていただき、慰霊碑前で不戦の誓いを申し上げました。教育・研究、また国際・地域社会との共創を通じて、あるべき未来社会の実現に貢献することは、「平和と民主主義」を教学理念に掲げる立命館の責務であると考えています。戦後80年の節目にあたり、今日という日に、平和への思いを新たにし、『命』の大切さを世界に訴え、平和の創造に寄与する学園であり続けます」と決意を述べました。
その後、わだつみ像への献花が行われ、最後に河音琢郎教職員組合執行委員長による閉会挨拶で終了し、不戦と平和への誓いを新たにしました。



