大阪・関西万博 シグネチャープロジェクト プロデューサー・中島さち子氏が立命館大学万博学生委員会「おおきに」&学生団体の各種企画をメンタリング
学校法人立命館は大阪・関西万博のシグネチャーパビリオン「いのちの遊び場 クラゲ館(以下、クラゲ館)」に協賛しています。8つのテーマ事業のうち、「教育」をテーマにした唯一のパビリオンがクラゲ館。プロデューサーは中島さち子氏。国際数学オリンピック金メダリストであり、プロのジャズピアニストという異色の肩書をもち、STEAM教育家として、株式会社steAm(以下、steAm)の代表も務められています。
クラゲ館ではワークショップスペースが設けられることになっており、来場者とインタラクティブなコミュニケーションのとれる様々な企画を検討中です。立命館としては附属校含め多種多様なワークショップを展開できればと、個々の企画について学内のみならず、中島氏とも協議を重ねています。
なかでも、立命館大学万博学生委員会「おおきに」の社会課題をテーマに活動している5つの班と、茶道研究部、Ri-one、LGBTQ+活動団体rall.の3つの学生団体は、中島氏をはじめとするsteAmの皆様によるメンタリングや、「万博ワークショップコンテスト」などの学内企画を通し、具体的なフィードバックをいただき、この間ワークショップのブラッシュアップを図っています。
9月19日(木)に開催した「万博ワークショップコンテスト」では、「おおきに」の環境班、コミュニケーション班CWA、食班SusTable、多様性・異文化理解班 遊びでつなぐ、日本文化班 桜に加え、茶道研究部、LGBTQ+活動団体rall.、potential、Ri-oneの計9つのワークショップを披露。
中島氏を含むsteAmの皆様にOICまでお越しいただき、全てのワークショップを体験していただきました。steAm所属の音楽家・チェジェチョル氏は「日本語の話せない外国の人が来たらどうする?」と、突然韓国語と英語で話しはじめ、それに学生らは一瞬困惑。状況を理解し、英単語を並べ、なんとかチームで力を合わせて乗り切りましたが、本番を想定した準備やコンテンツづくりの重要性を実感した様子でした。
大阪・関西万博開幕まで半年をきった10/20(日)、OICで開催した「Asia Week/OIC EXPO」にも、「おおきに」の各班と4つの学生団体が出展。
ここでも中島氏はじめsteAmの皆様が各種ワークショップを体験してくださいました。これまでのメンタリングをふまえ、環境班は思い切って内容をガラリと変更。「Asia Week」では、ニュースキャスター気分が味わえるワークショップを出展しました。思い切った方向転換が功を奏し、「おもしろい」と高評価。中島氏と、司会業も務める藤田氏からは、空間や小道具の作りこみ方など、具体的なアドバイスをいただき、学生らもワクワクした表情でメモをとっていました。
11月10日(日)の「OIC祭典」では、「おおきに」から前述の5班に加え、広報班も出展。「おおきに」の認知度アップとともに、大阪・関西万博の機運醸成に努めました。
今後も学内イベントでの出展はもちろん、学外イベントにも積極的に参加し、大阪・関西万博会場での実施を目指し、中島氏ほか皆様からのご助言をいただきながら、それぞれの企画のクオリティを高めていければと思っております。万博会期中の企画実施にご期待ください。