【大阪・関西万博】立命館慶祥中学校高等学校の生徒がクラゲ館でワークショップを開催
7/8(火)大阪・関西万博のシグネチャーパビリオン「いのちの遊び場 クラゲ館」にて、立命館慶祥中学校高等学校の生徒がワークショップを開催しました。 「共創のアトリエー五感と共感でつなぐ、新たな学びの場ー」と題して、立命館慶祥中高の探究活動グループ「C-Rits」の生徒が企画・運営を行い、4つの体験型プログラムを実施しました。
1つ目は「焼尻島を救え!」。北海道・焼尻島の島おこしをテーマにしたワークショップです。参加者は焼尻島の地図上に「こんな施設や取り組みがあったらいいな」と思うアイデアを書き込み、理想の島を一緒に作り上げました。
さらに、おみくじを引いて、大当たりが出た方には立命館慶祥中高のある江別市の名産・赤レンガを使ったお土産をプレゼント。地域の魅力を楽しく発信する企画となりました。
2つ目は「和菓子を創造しよう!」。生徒が作成したプログラミングソフトを使用し、参加者が好みに合わせて和菓子の中身やトッピングを選び、オリジナルの和菓子をデザインしました。どの素材を選択するかにより、108通りの和菓子が出来上がる仕組みで、完成した和菓子のシールを記念に配布し、記念として持ち帰っていただきました。
3つ目は「座禅を体験しよう!」。VR技術を活用し、森の中で座禅を組んでいるような仮想空間を再現。ラベンダーなどのアロマの香りとともに、五感を通して「禅」の世界を体験できる空間を作り出しました。参加者は非日常の静けさと癒しを感じながら、心を整える体験を楽しみました。
4つ目は「仮想空間における聴覚障害者の困難を体験!」。参加者は雑音を含むヘッドホンを着用し、補聴器を通じて音を聞く状態を再現した中で、マインクラフト上のミッションに挑戦。生徒と協力しながらミッションを進めることで、コミュニケーションの大切さや配慮について理解を深めていました。
すべてのワークショップは、生徒たち自身が身近な社会問題に目を向け、解決するために何が出来るか自ら考え、創意工夫を重ねて作りあげたものです。参加された方々にとっても、楽しみながら学び、課題について考えるきっかけとなる時間となりました。
今後も立命館の生徒・学生が大阪・関西万博会場で企画を実施しますので、ぜひご来場ください。