今里基専門研究員が「小此木賞」を受賞
立命館大学衣笠総合研究機構の専門研究員 今里基さんが、著書『ライフスタイル移住の社会学―日本から韓国への生活転換の実証研究―』(明石書店、2025年)により、第26回現代韓国朝鮮学会賞「小此木賞」を受賞されました。
授賞式は2025年10月25日、東京・大東文化大学にて開催された現代韓国朝鮮学会研究大会の総会にて行われました。
西日本新聞に書評掲載
また、同日付の西日本新聞(九州発行)朝刊には、本書の書評が掲載されました。書評では、著者が九州出身であることにも触れながら、韓国に渡った若者たちの多様な動機や生活実態を丁寧に描いた本書が紹介されています。
受賞コメント
この度学会賞を賜り、大変光栄に思います。これまで移民研究をベースとして、日本から韓国への移動の仕組み、そして移動先のコミュニティの特徴を明らかにすることに努めてきました。現在は韓国から日本に移動する人たちがマジョリティである韓国人からどのような対象として見られていたかという歴史的な側面にも広げて研究を進めております。これらを通じて、移民研究、コリア研究の発展に微力ながらではありますが貢献できればと思います。
また、この場をお借りして、本学研究部や関連するコリア研究センターの方々に御礼申し上げます。



