亀田誠治氏 特別講義「亀田誠治のプロデュース論- アーティスト、日比谷音楽祭、イベント企画に至るまで-」を開催
2025年10月21日(火)、亀田誠治氏の特別講義「亀田誠治のプロデュース論- アーティスト、日比谷音楽祭、イベント企画に至るまで」を衣笠キャンパスで開催しました。
亀田氏は、椎名林檎、スピッツ、平井堅、GLAY、いきものがかり、JUJU、石川さゆり、氷川きよし+KIINA.、Creepy Nuts、アイナ・ジ・エンドなど、数多くのサウンドプロデュース、アレンジを手がける音楽プロデューサーで、東京事変のベーシストとしても活躍。2007・2015年には日本レコード大賞で「編曲賞」、2021年には日本アカデミー賞「優秀音楽賞」を受賞。ほか、映画音楽や舞台音楽、ブロードウェイミュージカルの日本公演総合プロデューサーなどを担当。現在、Eテレ「ウェルカム!よきまるハウス」に出演し、子どもたちに伝えたい往年の名曲を紹介しています。
本特別講義は、20年続く歴史ある講義で、2年ぶりの開催となった今年度は会場に約200人の学生が参加しました。
今年度は自身の多岐にわたるプロデュース活動について講義し、映画やミュージカルの音楽制作、そして無料の野外音楽フェスである「日比谷音楽祭」のプロデュースといった4つの主要な活動領域を紹介しました。
特にプロデューサー活動におけるアーティストとの関わり方には、アーティストのデビュー前、キャリア初期、ベテラン期という3つのパターンがあることを、具体的な体験を踏まえて説明。特に“コミュニケーションがチームビルディング中で最も重要なプロデュースの要素”であることを強調しました。
さらに、事前に集約した学生からのアンケート内容に触れ、学生の悩みに寄り添い、共感するとともに、自身がネガティブな状況を整理し、ポジティブな要素を見つけ出す手法を紹介。学生に、“ポジティブな視点を持つこと”、“まずは行動を起こすこと”の重要性をエールとともに伝えました。



