水災害の備えを知るきっかけに ~流域治水の取組に関するリーフレットを立命館大学と共同で作成~
立命館大学建築光環境デザイン・設備技術研究室は、京都府との共同研究において、流域治水について知ってもらうためのツールとして、「流域治水リーフレット」を作成しました。流域治水とは、激甚化・頻発化する水災害に対応するため、流域に関わるあらゆる関係者が治水対策を行う取り組みのことです。
リーフレット概要
名称:「みんなで守る私たちの地域 流域治水の取り組み」
仕様:A4版 三つ折り
作成部数:3000部
リーフレットの特徴
- 「流域治水」という言葉とその取り組みについて、子どもから大人までを対象 に、まずは知ってもらうことを目的として作成。「親しみやすさ」を重視し、リ ーフレットの形状やフォント、色合いを決定しています。
- 表紙には、デザインの一部が見える窓を設け、誘目性を高めながら内容を効 果的に伝える構成としています。
配布場所
京都府建設交通部河川課(京都府庁2号館6階)
以下の京都府HPからもダウンロード可
※京都府HP「流域治水リーフレット」
https://www.pref.kyoto.jp/kasen/ryuikichisui/documents/ryuikichisui_leaflet.pdf
理工学部 本間睦朗 教授(立命館大学建築光環境デザイン・設備技術研究室)のコメント
日頃、設計演習に取組み、きれいでインパクトあるプレゼンテーションをしているという本学の建築都市デザイン学科の学生さんの「ウデ」が見込まれて、京都府の河川課様からリーフレットの作成をご依頼いただきました。
リーフレットのテーマが「治水」という、私たちの研究室にとっては専門外のものではあったのですが、視覚情報的な研究にも結び付けつつ、どのようなリーフレットにすると、より高いインパクトが得られるのかというところから始めて今春に大学院を修了した稲川陽菜さんにご対応いただきました。
斬新なアイデアが盛り込まれた成果に対しては、河川課様からも高いご評価を頂いています。



