アイシン×立命館大学,子どもの性被害低減に向けた取り組みで「ソーシャルプロダクツ・アワード2026」受賞,5/17(OIC)・5/24(BKC)の地域イベントに出展
株式会社アイシン×立命館大学デザイン科学研究所の共同研究「性被害やっつけたるわファミかるた SNS編」が,産学官地域連携の社会課題解決デザインとして,一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会主催の「ソーシャルプロダクツ・アワード2026」において,ソーシャルプロダクツ賞を受賞しました。
ソーシャルプロダクツ・アワード(SPA)は,持続可能な社会の実現につながる,優れた「ソーシャルプロダクツ」に光をあて,社会性と商品性の両面から評価する,日本初の表彰制度です。2012年に創設され,SPA2026で13回目を迎えています。
(https://www.apsp.or.jp/product/spa2026_020/)
<審査員コメント>
「SNSに起因する子どもの性被害という深刻な社会課題を,誰もが親しめる紙のかるたへと翻訳した発想は非常に優れている。重いテーマを日常的な遊びの形式へ転換することで,理解と関心への入口を広げている点が特徴的である。産学官および地域が『子どもを守る』という共通の目的で連携し,イベントや無償配布を通じて子どもと大人の対話を促している点も高く評価される。単なる啓発活動にとどまらず,自分事として考える機会を創出している点に社会的意義がある。避けるべき行動のみならず,望ましい行動も伝える構成や,子どものニーズに応じた柔軟な設計も重要である。教育的効果と生活者啓発を無理なく両立した意義深い取り組みである。」
2026年3月26日に東京・Tokyo Innovation Baseで行われた授賞式には,立命館大学や京都市立下鳥羽小学校,自動車販売店(京都トヨタ自動車株式会社)での地域イベントにおいて「鈴木こども博士と助手の山田のかるた大会」を実施してきた,立命館大学 OIC総合研究機構 デザイン科学研究所の鈴木研司上席研究員(元(株)アイシン副社長)と,立命館大学食マネジメント学部の山田貴子助教(当時:立命館大学大学院経営学研究科 徳田昭雄研究室 博士課程後期課程D3/トヨタ自動車株式会社)が参加しました。
本共同研究は,2023年度より,安全安心な次世代モビリティ社会の実現に向け,立命館大学のデザインサイエンスを基盤に「人と未来を拓く」をテーマに継続している共同研究プロジェクトの一つです。本取り組みでは,社会課題「子どもの性被害低減への対策」に対し,産学官地域連携による社会的イノベーションおよび社会的インパクトの創出を目指しています。
2026年4月より立命館大学食マネジメント学部で経営戦略論を担当する山田貴子助教(博士(経営学))は,トヨタ自動車での26年間の実務経験を有し,同社で国内営業部門およびコネクティッド領域での新規事業の企画・開発に従事してきた経験を背景に,2023年4月,同社に在職しながら立命館大学大学院博士後期課程に進学し,実務と研究を両立させながら研究に取り組んできました。大学院在籍時より,立命館大学 OIC総合研究機構 デザイン科学研究所のメンバーとして,アイシンとの産学連携による共同研究を通じて本取り組みを研究対象としてきました。
大学院修了後は立命館大学に活動の軸を移し,「経営戦略としてのオープン・イノベーション2.0」および「社会課題の解決と経済的価値の創出の両立を目指す産学官地域連携のオープン・イノベーション・エコシステム」の観点から,学術理論と実践の両面で研究を進めています。また,保育士国家資格や中学校教諭免許に加え,経営学およびIT分野の知見,モビリティ業界における実務経験,さらに総務省主催のICT関連コンテストでの受賞歴を横断的に活かし,社会課題の解決と経済的利益の両立に向けた実践と学術研究に取り組んでいます。
本取り組みはこれまでに,京都・大阪を中心とした8回のイベント開催や山田助教によるプロジェクト実践報告論文の公刊に加え,「2024年度グッドデザイン賞」受賞,「JIDF(日本文化デザインフォーラム)学生文化デザイン賞2025」入選・博報堂賞受賞,「異能(Inno)vationジェネレーションアワード2024」ノミネート,京都市健康推進者表彰「京都いきいきアワード2025」奨励賞受賞などの外部評価を受けています。
なお,これらの地域イベントの企画・運営や産学官地域の関係主体(アクター)との相互作用のプロセスに加え,外部表彰を通じた社会的インパクトの評価も含めて,経営学の観点から,両立価値の統合を志向する産学官地域連携によるオープン・イノベーション・エコシステムにおける社会実装過程とその駆動要因の分析対象として体系的に位置付けています。
カルタの取り組みの詳細については,2026年3月に,公益社団法人日本デザイン振興会が主宰するグッドデザインジャーナル「グッドデザイン探訪」にて,前後編のインタビュー記事が公開されていますので,ぜひご覧ください。
<前編>産学連携で「タブー、やっつけたるわ」(グッドデザイン探訪)2026年3月13日公開)【アイシン・立命館大学】
https://journal.g-mark.org/posts/ad_007
<後編>かるたから始まるオープン・イノベーション—SNS時代に子どもの安全を守るために(グッドデザイン探訪)2026年3月19日公開【アイシン・立命館大学】
https://journal.g-mark.org/posts/ad_008
また,本取り組みは,共同研究イベント第9弾・第10弾として「アイシン×立命館大学共同研究•立命館大学Future Mobility研究会」名義で以下のイベントにブース出展(予定)です。
・2026年5月17日(日)10時〜17時「いばらき×立命館DAY2026」
会場:立命館大学大阪いばらきキャンパス(OIC)B棟屋内外
https://ibaritsu.ritsumei.ac.jp
・2026年5月24日(日)10時〜17時「BKCウェルカムデー」
会場:立命館大学びわこ・くさつキャンパス(BKC)GIC前(屋外)
https://kenko-festa.ritsumei.ac.jp/programs/programs-1341/
今回は,「Futurize Mobility(社会課題を起点に,未来のモビリティ社会を共創する)」をテーマに,立命館大学Future Mobility研究会の参画企業であるアイシンによる技術展示(ミニデモカー・ハイドレイド・eアクスルモックなど)や,油圧技術に関する共同研究成果「トライク」の展示,京都トヨタ自動車による車両展示(初代クラウンほか)を行います。
加えて,各会場限定500個のオリジナルバッグの配布やスタンプラリーのほか,「鈴木こども博士と助手の山田のかるた大会:「性被害やっつけたるわファミかるた SNS編」を用いたカルタビンゴ大会。各回50名」や,GRガレージ京都伏見しんちゃんと交通安全応援ユニットOKISHUによる「交通安全じゃんけんクイズ」など,大人も子どもも,見て・体験して楽しめるプログラムを多数用意しています。ぜひ会場にお越しください。
<イベント:コンテンツ案内>



