「感性を磨く、世界を創る」次世代のリーダー育成に向け、各界の第一人者を客員教授として招聘―美と創造のフロントランナーから直接学ぶ、新たな学びのステージへ―
立命館大学(所在地:京都府京都市、学長:仲谷善雄)は、2026年4月より、新たに各界のトップランナーを客員教授として招聘しました。
今回就任いただいたのは、秋元康氏(作詞家)、隈研吾氏(建築家)、コシノヒロコ氏(ファッションデザイナー)、佐藤可士和氏(クリエイティブディレクター)、原田マハ氏(作家)です。
立命館大学が位置する衣笠エリアは、かつて多くの芸術家がアトリエを構え、「衣笠絵描き村」として知られた創造の歴史を誇る地域です。本学では、この地がもつ豊かな歴史的・文化的資源を次世代へ承継するため2025年より行政や周辺神社仏閣、企業などと連携し「KINUGASA Redesign Project」を推進しています。
そして、2026年4月には、衣笠キャンパスにデザイン・アート学部/デザイン・アート学研究科を新設。「まち全体がラーニングプレイス」というコンセプトを掲げ、京都が守り継いできた文化資源を生かした産学連携プロジェクトを実践しています。
このたび、各界を代表するトップランナーを客員教授に迎えることで、学生たちがデザインやアートの創造プロセスを深く、かつ、実践的に経験できる環境を強化します。
2026年7月以降は、本法人顧問を務める日本画家・千住博氏と新任客員教授陣との特別対談や、講演会、ワークショップを順次実施予定です。第一線のクリエイターとの対話や共創を通じ、学生一人ひとりが自分自身の「美的感性」を磨き、現代社会に新たな価値を創出できるリーダーへと成長することを期待しています。
立命館大学は、今後も産学連携による創造的な学びの場を提供し、京都・衣笠から世界へ向けて「美の思考」を発信してまいります。
プロフィール
*以下の掲載は五十音順
秋元康(あきもと やすし)氏
1958年生まれ。東京都出身。作詞家。
高校時代から放送作家として活動。『ザ・ベストテン』など数々の番組構成を担当。作詞家としては美空ひばり『川の流れのように』、AKB48『恋するフォーチュンクッキー』など多くのヒット曲を生む。
作詞した楽曲は5000曲を超え、2025年末オリコン調べでは、シングルのトータルセールスが約18900万枚を突破。企画・原作の映画『着信アリ』はハリウッドリメイクされ、2008年『One Missed Call』としてアメリカで公開。
2021年『真犯人フラグ』(NTV系列/企画・原案)はTwitterのトレンドワード1位となり、考察合戦が繰り広げられ話題に。
三井不動産株式会社、株式会社東京ドームとの共同プロジェクトとして、2026年夏開業予定の専用劇場を持つ男性アイドルグループ『Cloud ten』をプロデュース。
2022年4月、紫綬褒章を受章。
隈研吾(くま けんご)氏
1954年生まれ。神奈川県出身。1990年、隈研吾建築都市設計事務所設立。慶應義塾大学教授、東京大学教授を経て、現在、東京大学特別教授・名誉教授、日本芸術院会員。50を超える国々でプロジェクトが進行中。自然と技術と人間の新しい関係を切り開く建築を提案。主な著書に『隈研吾 オノマトペ 建築 接地性』(エクスナレッジ)、『日本の建築』(岩波新書)、『全仕事』(大和書房)、『点・線・面』(岩波書店)、『負ける建築』(岩波書店)、『自然な建築』、『小さな建築』(岩波新書)、他多数。
コシノヒロコ(こしの ひろこ)氏
1937年生まれ。大阪府出身。ファッションデザイナー、アーティスト。
文化服装学院在学中に日本デザイナー協会デザインコンクールで1位を受賞。1964年に大阪・心斎橋でオートクチュール・アトリエを開設。1977年以降、東京コレクションに継続して参加し、1978年には日本人として初めてローマのアルタ・モーダに参加。その後もパリや上海など国内外でコレクションを発表し、日本のファッション界を牽引してきた。
『HIROKO KOSHINO』をはじめとするブランドを手がけるほか、異分野のアーティストとの協働や文化活動にも積極的に取り組む。
近年は絵画、書などアーティストとしての活動も展開し、2021年に兵庫県立美術館で「コシノヒロコ展」、2026年に東京都現代美術館にて「(UN)KNOWN HIROKO KOSHINO」展を開催。日本の美意識や伝統文化への深い関心を背景に、多彩な表現活動を続けている。
受賞歴に、第15回毎日ファッション大賞(1997年)、大阪芸術賞(2001年)など。
佐藤可士和(さとう かしわ)氏
1965年生まれ。東京都出身。クリエイティブディレクター。 多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。
株式会社博報堂を経て、2000年にクリエイティブスタジオ「SAMURAI」を設立。ブランド戦略のトータルプロデューサーとして、コンセプトの構築からコミュニケーション計画の設計、ビジュアル開発、空間設計、デザインコンサルティングまで、強力なクリエイティビティによる一気通貫した仕事は、多方面より高い評価を得ている。
主な仕事に、国立新美術館や東京都交響楽団のシンボルマークデザイン、ユニクロ、楽天グループ、セブン‐イレブン・ジャパン、今治タオルのブランドクリエイティブディレクション、ふじようちえん、カップヌードルミュージアムのトータルプロデュースなど。
近年は企業施設や工場など大規模な建築プロジェクトにも携わる。2016年度文化庁文化交流使。東京ADC賞グランプリ、亀倉雄策賞、毎日デザイン賞、D&AD Awardsなど国内外で多数受賞。
著書に『佐藤可士和の超整理術』ほか。
原田マハ(はらだ まは)氏
1962年生まれ。東京都出身。関西学院大学文学部日本文学科、早稲田大学第二文学部美術史科卒業。伊藤忠商事株式会社、森ビル森美術館設立準備室、ニューヨーク近代美術館への派遣を経て、2005年『カフーを待ちわびて』で第1回日本ラブストーリー大賞を受賞し作家デビュー。12年『楽園のカンヴァス』で第25回山本周五郎賞、17年『リーチ先生』で第36回新田次郎文学賞を受賞。24年『板上に咲く』で第52回泉鏡花文学賞を受賞。



