2026年10月27日(火)、立命館大学はV Plus Plus Limitedと連携協定を締結し、朱雀キャンパスで連携協定調印式を行いました。同社からCEO兼CIOの塚口直史氏、本学から仲谷善雄学長らが出席しました。

 V Plus Plus Limitedは、キプロス共和国ニコシアに本社を置き、EU金融規制(AIFMD)に基づきキプロス証券取引委員会(CySEC)の認可を受けたオルタナティブ投資ファンド運用会社です。同社のCEO兼CIOである塚口氏は、日本とキプロスの架け橋となり、グローバルな金融・経済の視点を備えた次世代人材の育成に貢献することを目指しており、本学との間で専門性の高い海外留学プログラムの構築を進めてきました。本協定に基づく具体的な取り組みとして、2027年2月にはキプロスで「Global Finance Immersion Program」を実施し、本学学生5人が参加する予定です。

 「Global Finance Immersion Program」では、グローバル経済、地政学、投資戦略、AI・データ分析、ガバナンス・規制などをテーマに、金融実務家や研究者から直接学びます。講義に加え、定量分析やケーススタディ、歴史・地政学を題材としたシミュレーション、関係機関への訪問などを通じて、学術と実務を結び付けながら、複雑化する国際社会を多角的に捉え、自ら考え、判断する力を養うことを目指します。また、プログラムの企画・実施費用に加え、学生の渡航にかかる航空運賃や現地宿泊費などについても、V Plus Plus Limitedから支援を受ける予定です。

調印式
調印式
塚口直史CEO兼CIO
塚口直史CEO兼CIO
調印式後の懇談会に参加した「Global Finance Immersion Program」参加予定学生3人
調印式後の懇談会に参加した「Global Finance Immersion Program」参加予定学生3人

 連携協定調印式では、仲谷学長と塚口氏があいさつし、協定書への署名、記念品の贈呈などが行われました。仲谷学長は、本協定を両者の強みを生かしながら新たな価値を共に創出していくための重要な第一歩と位置付けました。また「Global Finance Immersion Program」を通じて、学生が専門性と国際的な視野を高め、将来、日本とキプロスをはじめとする国際社会を結ぶ架け橋として活躍することへの期待を述べました。塚口氏は、複雑で不確実性の高い社会において、知識を得るだけでなく、複数のシナリオを踏まえて考え、その知見を判断や行動につなげる力を身につけることの重要性を語りました。

 また、「Global Finance Immersion Program」への参加を予定している学生を代表して、蛯名洸太さん(経営学部4回生)が、支援への感謝とともに、国際的な環境で金融・投資の知見を深めたいと参加への思いを述べました。さらに、キプロスの歴史的・地政学的な背景にも目を向けながら、現地の実務家や専門家から主体的に学び、帰国後は得られた学びを今後の学修やキャリア、学内外での共有につなげ、日本とキプロスの交流の架け橋となりたいとの抱負を語りました。

 調印式後には、「Global Finance Immersion Program」に参加予定の学生5人のうち、当日出席した3人を交えた懇談会も行われました。学生からは、自身の学びや将来のキャリア、本プログラムへの期待などが語られ、2027年2月の渡航に向けて交流を深めました。

 本学は、本協定を基盤に、V Plus Plus Limitedとの連携を深め、学生が高度な専門性と国際的な視野を身につけ、変化する国際社会の中で自ら問いを立て、考え、判断する力を育む学びの機会の創出につなげていきます。

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