イグノーベル賞受賞の東山篤規教授が天橋立のある宮津市で記念講演
文学部の東山篤規教授が、「光学的・身体的変換視野の効果(股のぞき効果)」に関する研究でイグノーベル賞知覚賞を受賞したことに関連し、11月26日(土)、股のぞきスポットで有名な天橋立のある宮津市でイグノーベル賞受賞記念式典が催されました。記念式典には宮津市民の方々200名が参加、宮津市の井上正嗣市長(1971年3月、本学理工学部卒)から東山教授への感謝状授与、東山教授による記念講演などが行われました。
井上市長は、東山先生に受賞のお祝いの言葉を贈られるとともに、「天橋立は世界遺産を目指しており、普遍的価値を高めることが重要となっています。こうしたなか、東山教授の研究は天橋立の存在感、価値を世界的に高めてくれました。」とご挨拶されました。
続いて、東山教授が「知覚心理学から見えてくる天橋立『股のぞき』」と題した記念講演を行いました。東山教授は自身の研究成果を説明するとともに、幸田露伴の天橋立に関する詩も紹介しました、そこでは、露伴は身体正立と股のぞきはそれぞれ見え方が異なっている認識を持っていたことに触れました。
記念式典終了後、東山教授は天橋立にも足を運び、改めて自身の研究成果を確認しました。