研究助成金申請に向けて準備をしよう
研究資金獲得の意義とは?
書籍の購入、学会や研究会への参加など、さまざまな研究に使える研究費は研究者にとって、研究の促進を手助けする大きな存在です。また、研究費獲得実績が研究者にとっての業績の一つの指標となっています。より多くの研究資金を獲得するためには、大学院在学時から日本学術振興会特別研究員や学内の奨学金などに申請しながらトレーニングを継続することが必要です。
そこで、来年の日本学術振興会特別研究員への申請に向けて準備をするセミナー「研究助成金チャレンジセミナー ~学振特別研究員申請に向けて~」を、12月12日(月)衣笠キャンパス究論館にて開催しました。本セミナーは、大学院キャリアパス推進室が主催する「大学院キャリアパス支援プログラム」の一つです。
本セミナーでは、まず講義において、研究資金を獲得するうえで避けては通れない申請書作成の攻略方法や書き方のポイントを確認しました。そのうえで、申請書作成にむけて簡易骨子を作るワークシートを作成しました。さらにこのワークシートを元に、グループに分かれてピアレビュー(相互評価)をし、問題点の把握や意見交換をおこないました。
受講生からは、
「早めに何をするべきかがわかった」
「自分で考えることで理解が深まり、基礎ができた」
といった前向きな感想が寄せられました。