2017.02.21 NEWS

研究成果・アイデア起点の新事業創造プログラムを開催 ~新規事業にありがちな「ヒト・モノ・カネを投じた挙句、誰も価値を認めないものを開発する」という失敗を避ける方法論~

 2017年2月17日(金)に立命館大学朱雀キャンパスにおいて、立命館大学研究部の職員や全国の産学連携担当者、総勢を50名を集めて「リーンローンチパッド(The Lean Launchpad)」が開催されました。

 このプログラムは事業化のための効率的な仮説検証のノウハウからなるマネジメント理論で、アイデア(仮説)を検証するために必要最小限の製品を開発して実験し、その結果から学びながら成功する顧客開発モデルを探索するものです。このプログラムは米国のNSF(National Science Foundation)によって研究成果の事業化の可能性を探索する制度として既に導入されており、これまでに500件の研究成果を対象に実施され260件の事業化が推進されています。

事業計画の発表の様子

 今回は講師を務めたラーニング・アントレプレナーズ・ラボ株式会社の堤孝志氏と飯野将人氏のご協力により、これまで事業化を考えたことのない方でもスムーズな導入ができるよう特別編集されたプログラムを実施しました。

飯野将人 氏 (ラーニング・アントレプレナーズ・ラボ株式会社)
飯野将人 氏 (ラーニング・アントレプレナーズ・ラボ株式会社)
堤孝志 氏 (ラーニング・アントレプレナーズ・ラボ株式会社)
堤孝志 氏 (ラーニング・アントレプレナーズ・ラボ株式会社)

 参加者からは「精神論や計画作りではなく、事業化のための原則と手順に従うことで初心者でも事業化を推進することができる」といった感想が寄せられました。『大学主導の研究成果の事業化』が産学連携の新アプローチとして期待されます。

本件に関するお問い合わせ先
BKCリサーチオフィス 青柳
TEL:077-561-2802
MAIL:t-aoyagi[at]st.ritsumei.ac.jp

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