充実した大学院生活をおくるために
希望と不安のなかで…
大学院に進学するにあたって不安はありませんでしたか?
そんな質問をした時に、多くの大学院生のみなさんから、「大学院生の一日はどんなスケジュール?」「修士論文の執筆スケジュールは?」「就職活動の進め方は?」など、わからないことが多くて不安だったという声を聞きます。
そうした不安を少しでも解消するために、3月25日(土)衣笠キャンパス究論館(きゅうろんかん)において、本学大学院へ進学予定の新入生ならびに大学院進学希望者対象のセミナー「大学院で獲得する“充実”」を開催しました。
本セミナーは、大学院キャリアパス推進室が主催する「大学院キャリアパス形成支援プログラム」の一つであり、
①大学院生活での不安を解消する
②大学院での多様な学びの可能性を理解し、積極的な活動への意欲を高めること
③大学院で得られる様々な支援の活用意欲を高めること、新入生同士の横のネットワークのみならず、教員、現役大学院生・修了生という縦のネットワークを構築すること
を目的に毎年開催しています。本年度は約50名の新入生・学部生が参加しました。
セミナー詳報
セミナーでは以下のプログラムを実施しました。
1. 基調講演「大学院と社会の繋がり」
株式会社AXIS・羽山康之氏による「大学院と社会の繋がり」をテーマとする講演をおこない、キャリアパス・大学院での学びに関する話をうかがいました。
2. パネルディスカッション「大学院での正課・課外における多様な学びの可能性」
株式会社AXIS・羽山康之氏、株式会社電通・久下尋厚氏、本学大学院生の3名のパネリストとファシリテーターの原木万紀子・共通教育推進機構特別招聘准教授によるパネルディスカッションにおいて、「大学院での正課・課外における多様な学びの可能性」を考えました。
3. 大学院キャリアパス支援ガイダンス
大学院生のキャリアパス形成をサポートするセミナーや奨学金制度等、さまざまなプログラムを紹介しました。
4. 座談会セッション
参加者が5つのグループに分かれ、各グループに本学大学院を修了後社会でご活躍中の先輩方や現役大学院生を交えて、新入生の抱える大学院生活や学びに対する疑問・不安を解消し、充実した大学院生活をおくるための座談会を実施しました。
5. 交流会
研究科の枠を超えて大学院進学を前に仲間同士のつながりを作るとともに、修了生や現役大学院生とも軽食をとりながら和やかな雰囲気で歓談し、交流や情報交換を促進しました。また、交流会後半では、現役大学院生が自身の研究を紹介する研究発表会を開催しました。
参加者からは、
「先輩の話を聞く事ができ参考になった」
「参加してよかった」
「大学院生活をスタートさせるモチベーションアップにつながった」
「多くの先輩や同期と交流ができ、いい刺激になった」
など、たくさんの前向きな声が寄せられ、盛況のうちにセミナーは終了しました。