カナダ・バンクーバーのブリティッシュ・コロンビア大学にて成人式を開催
カナダ時間の1月7日(日)、立命館・UBC・アカデミック・イマージョンプログラムとしてカナダ・バンクーバーにあるブリティッシュ・コロンビア大学(UBC)に留学中の立命館大学の学生が成人式を開催しました。本留学プログラムは1995年に開始され、今年は27年目(27期生)にあたります。カナダに留学中のため日本での成人式に参加できない本プログラム参加学生らが、留学先のUBCにおいて自主企画として伝統的に開催しているもので、今年は、新成人となる約60名が出席し、挙行されました。また、当日の様子は現地バンクーバーの日系新聞にも掲載されました。
式典では、在バンクーバー日本国総領事館の岡井朝子総領事およびこのプログラムに携わる教職員を来賓としてお迎えし、新成人に祝辞が贈られました。
岡井総領事からは、日本は少子高齢化とともに社会構造が変化しており、また、世界に目を向けて見ても、これまでの体制が大きく変化する動きが起こっている。不確かさが増す時代を生き抜いていくために、UBCという世界各国から学生が集う環境で身をさらす中で多くのことを学び、グローバルな視点と自らのビジョンを強く持っていってほしいという旨の言葉が贈られました。
また、本プログラムの教育内容の責任者であるDr. Reginald D’Silva氏および、27年間に渡ってこのプログラムの運営に携わってこられているMs. Sheri Wenman氏からも祝辞が贈られ、大人とは行動に責任を持ち、失敗を受け入れ失敗から学ぶことができる人であるという話や、新成人の学生らには情熱、思いやり、ユーモアを持ち併せた人になってほしいという旨の言葉が贈られました。
さらに、新成人代表として、中野夏恋さん(経営学部2回生)および西岡遼太さん(文学部2回生)から、新成人になるにあたっての決意表明が英語で行なわれ、これまで支えてくれた人たちへの感謝の気持ちを忘れないことや、多くの人や情報が行き交うグローバル社会を生きる大人として責任を持ち、他者への思いやりを持ち、思慮深く行動していきたいという旨の言葉が述べられました。
式典ではこの他にも、立命館大学バンクーバー校友会(向井彰会長)から届けられた祝電の披露や、君が代の斉唱も行われ、式の最後には参加者全員で記念撮影が行われました。
立命館大学は1991年よりUBCとの間で留学プログラムを実施しており、これまでに2,000名を超える学生が参加をしています。