Voices for future leaders修了生紹介

11期生

大窪 宗磨Okubo Shuma

独立行政法人中小企業基盤整備機構
企画部 広報・情報戦略統括室 
総合情報戦略課 課長

  • 独立行政法人中小企業基盤整備機構 
    災害対策支援部 参事
  • 独立行政法人中小企業基盤整備機構
    企画部 広報・情報戦略統括室 
    総合情報戦略課 課長

立命館西園寺塾を通じてのご自身の変化や成長について

西園寺塾修了後、職場において、自身の発言に「重さ」を感じることがあります。これまでに感じたことのない、自分の発言が確実に他者に響いたという感触です。これは、西園寺塾の1年間を通じ、各領域の最前線で活躍されている講師が薦められた文献を事前に読みこなし、いずれの講師にもよる熱を帯びた講義を受けたこと、また他の企業・組織で活躍される塾生と共に学び合ったことによって、多角的に深く事象を考察し、利他、人間の尊厳を意識し、発言するようになったからに他ありません。

以前の私を否定するものではありませんが、西園寺塾での学びを経て、末近浩太先生の言葉を借りるならば「自分の頭」を信頼するといった、もう一人の私が立ち上がった感もあります。

特に印象に残っている講義・フィールドワーク・出来事はどのようなことでしょうか。また、その理由についてお教えください。

  1. 小川公代先生

    当時の私は、ケアの倫理の中核的概念「ネガティブ・ケイパビリティ」に出会い、学ぶことを必要としていた、渇望していたとも思います。この欲求を小川先生との講義の中での対話で気づき、また宙ぶらりんの状態に耐えうる力の存在を知りました。将来、人生を振り返った時にネガティブ・ケイパビリティに秘められた強さを知ったことが、人生の転機と思うのではないだろうか。そんなことを予感させる大きな出来事でした。

  2. 細谷雄一先生

    西園寺塾修了後にじわじわと内容の濃さを感じているのが細谷先生の講義です。国際情勢を巡っては、事実に基づくことなく、いわゆる居酒屋討論が行われやすいところですが、細谷先生からの学びはそうではない。歴史から学び、多方面からの視角をもって感情に流されることなく事象を分析し、国際情勢の認識を固定化せず、常にアップデートする。深まる不確実性の時代の中で、今を読み解く力を得たと感じることができています。

  3. 京都フィールドワーク

    知のみを磨き上げることで、リーダーとなりうるだろうか。京都フィールドワークでは、リーダーとして備えるべき品位・品格の大切さを肌で感じることができました。例えば、茶道においても、主人が意図的に選別することをしなくても、茶道自体が招くべき客人/招かざる客人を選別するような、四季に生き、主人の気配りに目が届き、所作を身につけた粋な者が求められている、そんなことを感じながら。

今後の夢や目標を教えてください。

学びを継続し、講師からいただいた以下の言葉を大切にしながら、今、組織を支えているリーダーから、逃げることなく、バトンを受け取り、つなぐことと考えています。

  • 堂目卓生先生からの言葉「中小企業を、まもり、はぐくみ、つないで、ください」
  • 中島隆博先生からの言葉「寂しさとは反対の⽣の形」を探求しながら。

未来の西園寺塾 塾生にメッセージをお願いします。

西園寺塾の1年間、問うことに真摯に向き合ってみてください。
腹落ちしないことがあったら、西園寺塾の講師陣にその問いをぶつけてみてください。
安心してください、講師陣はあなたの問いをしっかりと真正面で受け止めていただける方々です。
また一人で学んでいるわけではないことを忘れないでください。
私達11期生の物語を含め西園寺塾の物語を紡ぎつつ、ぜひあなた達の塾生同期の物語を創り出してください。
西園寺塾修了生として、あなた達の物語を楽しみにしています。