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CULTURE
2017.03.02
2月26日(日)、衣笠キャンパスにおいて「立命館大学ローバース活動再開の集い」が開催されました。
ローバースとは、ボーイスカウトの18歳以上の青年男女の活動組織であるローバースカウトのことを指し、活動団体は全国の大学で組織されています。
立命館大学におけるローバースカウト活動は「ボーイスカウト京都第90団」として1997年に発団しましたが、20周年を目前に活動団員の減少などを理由に、2014年3月に一時休団してしまいました。しかし、昨年、子どもの頃から地元でボーイスカウト活動をしていた八里智穂さん(産業社会学部3回生)が大学でも活動をしたいと奮起し、SNSなどを駆使してボーイスカウト経験者に呼びかけ、「立命館ローバース」として再結成しました。結成に当たり、かつてボーイスカウトとして活動を経験していた「ボーイスカウト京都第90団」の団委員長を務める宮西徳明さんらOBや団育成会の方々に助言をいただき、活動方針や内容などを検討してきて2016年10月に登録団体としても承認されました。現在メンバーは全キャンパス合わせて15名です。
そして、今回の復団にあたり、OBOGを中心として組織される育成会も発足し、その育成会長として門川大作・京都市長が就任されました。
集いには、在学生ローバースカウトや、OBOG、のほかに来賓として、京都市会スカウト振興連盟会長の中村三之助氏や同志社大学や関西学院大学、立命館アジア太平洋大学のローバースなど約50名が参加しました。
門川育成会長は「厳しい世界の状況において、常に座標軸を持ち、仲間とともに困難を乗り越え、リーダーとして力強く活躍して欲しい」とエールを贈られました。
また、公務の都合でご欠席された京都連盟長を務められる山田啓二・京都府知事からも「活動を通して、情報化、国際化、経済の不透明さ、価値観の多様化が進む時代の要求にこたえる人材になって欲しい」とメッセージが届けられました。
代表を務める八里さんからは「再開までの道のりは大変でしたが、多くの方々のサポートを受けて、復団できてよかったです。これから後輩たちと、他大学との合同キャンプなど活発に活動していきたい」と意気込みを述べられました。