バトントワリング部の田和聖也選手が、日本代表として「第35回世界バトントワーリング選手権大会」に挑む

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バトントワリング部の田和聖也選手が、日本代表として「第35回世界バトントワーリング選手権大会」に挑む

8月2日(火)~7日(日)、イタリア・トリノで開催される「第35回世界バトントワーリング選手権大会」に、バトントワリング部の田和聖也選手(経済学部2回生)が、フリースタイル個人男子ジュニアの部の日本代表として出場します。

本大会は、より高度な芸術スポーツとしてのバトントワーリング競技の普及・発展・親善を目的とし、「世界バトントワーリング連合(WBTF)」に加盟する39カ国の代表選手が頂点を目指して競い合います。コロナ禍で延期されていましたが、この度、開催が決定しました。

田和選手は、PL学園高等学校時代に「第35回世界バトントワーリング選手権大会 日本代表選考会」の、フリースタイル個人男子ジュニアの部にて優勝を果たし、日本代表に選出されました。
しかし、コロナ禍により活動は休止状態に。「先行きの不透明な状況で心が疲弊してしまい、競技を諦めるか、人生で初めて真剣に悩みました」と語る田和選手。何のためにバトンをしているのか、日々自らに問いかけた末に見つけた答えは、「バトンが好きだから」。競技人生の原点に立ち戻り、一層バトンへの思いが深まりました。
「きっと私は、バトンを回すために、人前で踊るために生まれたと、心から思っています。これからもバトンを続けるなかで、辛いことや苦しいことが起きると思いますが、その度に、『自分の人生の意味』を意識して、前を向いていきたいと考えています」と抱負を語ってくれました。

なお、現地控え選手の清水伽唯選手(映像学部1回生)も日本代表団の一員としてイタリアに向かいます。

コロナ禍でも諦めることなく、ひたむきにバトントワリングと向き合い続けた、田和選手・清水選手への応援をよろしくお願いします。

日本代表選考会にて、演技中に高く跳躍する田和選手
日本代表選考会で演技を行う田和選手

田和聖也選手(経済学部2回生)コメント

今回出場させていだたく「第35回世界バトントワーリング選手権大会」は、私にとって特別な大会です。2年に一度の開催であり、日本からも限られた人数の選手しか出場できません。私は以前、違う種類の世界大会には出場したことがあり、そこで世界一となった経験もあります。しかし、そのような経験とは比較にならないほど、この大会は幼いころから特別なものでした。この大会に出場し、「優勝」することが、私のバトン人生で最大の目標です。
今は、家族や先生方、部員など、ここまで支えてくれた全ての方々に、本番の演技で恩返しができるように練習に励んでいます。多くの支えがあったからこそ、この舞台に立つことができます。その感謝を胸に刻み、本番の舞台で最高の演技ができるよう、頑張ります。

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