第27回かわさきロボット競技大会でロボット技術研究会が活躍!

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第27回かわさきロボット競技大会でロボット技術研究会が活躍!

2022.09.13

 8月28日(日)、川崎市産業振興会館で開催された「第27回かわさきロボット競技大会」バトルロボット部門にて、理工学部プロジェクト団体「立命館大学ロボット技術研究会(RRST)」の坂泰世さん(理工学部4回生)が7位入賞、敢闘賞を獲得し、関谷奏さん(理工学部4回生)が審査員特別賞である「メディエックステック賞」を受賞しました。

 「かわさきロボット競技大会」は、脚・腕構造を持つラジコン型ロボットによる異種格闘技大会で、次世代産業を担う技術者の育成、技術力の向上を図ることを目的として開催されます。
 本大会は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で2年ぶりに開催され、129チームの応募のなかから、書類審査を通過した48チームが予選トーナメントに出場しました。

 坂さんが使用した機体は「湊」。転倒防止機構が装備された、重心バランスの良さが強みとなる機体で試合に挑みました。
 難なく初戦を勝ち上がり、迎えた最終予選。相手の機体との相性が非常に悪いなか、手堅い防御で相手ロボットの投げから姿勢を立て直して反撃。もつれ合いながらも相手の機体を場外に押し出し、勝利をつかみ取りました。
 決勝トーナメントでは惜しくも敗退しましたが、7位に入賞。敢闘賞を獲得しました。

授賞式
写真右から3人目:坂泰世さん(理工学部4回生)
坂さん制作の「湊」
坂さん制作の「湊」

 また、同じく大会に出場した関谷奏さん(理工学部4回生)が制作した機体「偽」が、審査員特別賞の「メディエックステック賞」を受賞しました。汚れ・劣化が目立たないような装飾や、機体のフォルムにこだわった結果、機体の実用性を失うことなく、美しい作品を生み出した点が評価につながりました。

関谷さん授賞式
写真右:関谷奏さん(理工学部4回生)
関谷さん制作のロボット「偽」
関谷さん制作のロボット「偽」

今後とも、ロボット技術研究会への応援をよろしくお願いいたします。

坂泰世さん(理工学部4回生)コメント

 私たちにとって、今回の大会はコロナ禍が始まって以来、やっとの思いで参加できた大会でした。
 これまでの2年間は、大会の中止によって活動の成果を発表する機会に恵まれませんでした。活動の制限や途切れかけた技術の継承、新入部員不足と後輩教育の立て直しなど、コロナ禍によって生じたさまざまな問題を乗り越えてつかんだ、念願の大会出場でした。大学卒業までに大会参加を諦めかけてすらいたなかで、今回、大会運営委員及びボランティア、協賛企業の皆様のご尽力のおかげで、大会が実現されたことに深く感謝しています。
 大会に出られたことだけでも特別ななか、結果を残せたことも嬉しく思います。

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