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ともに歩んだ仲間と、再び頂点へ 女子ホッケー部・丸山にこ主将と高橋由衣の決意

 10月30日(金)、大学ホッケー日本一を決める「第48回全日本学生ホッケー選手権大会(インカレ)」が、東京都の大井ホッケー競技場で開幕する。

 立命館大学体育会ホッケー部(女子)は、2023年、2024年とインカレ2連覇を達成したものの、昨年は決勝で山梨学院大学に敗れ、惜しくも準優勝に終わった。

 今季は春季関西学生ホッケーリーグで6季連続18回目の優勝を果たし、6月の全日本大学ホッケー王座決定戦でも準優勝するなど、全国の舞台で実績を重ねてきた。

 チームを率いるのは、今年開催された愛知・名古屋アジア大会で女子日本代表として銅メダルを獲得した主将・丸山にこ(政策科学部4回生)。高校時代からともに切磋琢磨してきた高橋由衣(経営学部4回生)ら仲間とともに、2年ぶりの日本一を目指す。

 最後のインカレに懸ける二人の思いに迫った。(文・写真:立命スポーツ編集局)

丸山にこ選手(政策科学部4回生)

 昨年は準優勝と悔しい結果に終わった立命館。昨年のインカレでは決勝まで勝ち進んだものの、山梨学院大学に1-3で敗れ、惜しくも3連覇を逃した。昨年の結果について主将の丸山にこ(政策科学部4回生)は「後悔が多く残る試合だった」と振り返る。その悔しさを胸に、チームは今季も練習を積み重ねてきた。2年ぶりのインカレ制覇に向け、再び日本一の頂点を目指す。

 2026年春季関西学生ホッケーリーグ女子1部で優勝した立命館。最終戦では天理大学との接戦をシュートアウト(SO)戦の末に制し、6季連続18回目の優勝を果たした。表彰では、丸山にこが最優秀選手賞、得点王の2部門を獲得。吉岡優里(政策科学部2回生)がアシスト王を獲得した。アシスト王に輝いた吉岡は最終戦を振り返って「本当はSO戦までいきたくなかったんですが、勝ててよかったです」と語った。春季リーグで優勝を果たした立命館、秋季リーグでも優勝をかけた戦いを見せている。11月8日(日)にOICフィールドにて天理大との優勝をかけた最終戦に挑む。

 春季関西学生リーグで優勝した立命館は、全日本大学王座決定戦に挑んだ。前年決勝で山梨学院大に敗れ惜しくも準優勝におわった立命館は、前年の雪辱を果たすべく大会に挑んだ。大会2日目第2シードで登場した立命館は初戦の早稲田大に快勝すると、準決勝では東海学院大にSO戦に勝利し、決勝へと駒を進めた。決勝戦の対戦相手は昨年と同じく山梨学院大。試合は、山梨学院大が先制。その後両者一歩も譲らない展開が続き試合はそのまま終了。立命館は準優勝におわった。春季リーグ優勝、大学王座決定戦準優勝という実績を積み重ね、立命館は2年ぶりのインカレ制覇に挑む。

 今年もインカレの季節がやってきた。4回生にとって立命館大学ホッケー部での公式戦も残すところが数えられるほどになってきた。リーグ戦では1回生の春季リーグから、6季連続での優勝を果たし、インカレ連覇など数々の大舞台を経験してきた今年の4回生。その中心に立ってチームを引っ張ってきたのが、主将の丸山にこだ。

 ホッケーをはじめたきっかけは兄がプレーしていたことで、父やいとこも経験者のホッケー一家に生まれた。中学時代には、全日本中学生ホッケー選手権大会で3位に入り、2019年にはU16女子日本代表にも選ばれた。高校時代には、地元富山の強豪校石動高校でプレーしインターハイ優勝も果たした。さらには日本代表にも選ばれており、今年開催された愛知・名古屋アジア大会にも出場した。

 そんな丸山が立命館の主将として意識していることは「雰囲気が大事だと思うので自分からしっかり盛り上げて、周りの選手を褒めたり、厳しくするところは厳しくして、一致団結して頑張れるように意識している」と語る。かつて兄もプレーした立命館大学で、今年は妹の丸山はな(政策科学部1回生)とともにインカレに臨む。家族とのつながりも深い立命館で、主将として最後の大舞台を迎える。

高橋由衣(経営学部4回生)

 最後のインカレを前に、丸山は「個人でもチームでもそれぞれ辛いことも乗り越え、ここまでやってきたという経験を自信に変えて、最後の1秒まで一緒に練習してきた仲間を信じて戦い抜きたいです」と語る。

 その丸山が、チームの中で特に信頼を寄せるのが同期の高橋由衣(経営学部4回生)だ。高校時代からともに練習を重ねてきた高橋について、丸山は「高校から一緒に練習してきて、自分のプレーを1番理解してくれて、立命館の要として尊敬しているから」と話す。

 これを受けて高橋は、丸山について「チームの先頭にたって士気を高める力があると思います」と語り、さらにその魅力として丸山のシュート力、力強いドリブルをあげていた。高橋はインカレに向けて「1.2回生の時は優勝して昨年は準優勝で終わり、とても悔しい思いをしました。昨年も、大学王座でも負けた相手と決勝で戦う可能性が高いので、絶対に勝ちたいと思います。後輩達にも最後にいい思い出を作りたいです」意気込みに加えて、後輩たちへの思いも話してくれた。

 丸山と高橋、高校時代からお互いを信頼しあって共に歩んできた二人が、今後の戦いに向けてメッセージを語ってくれた。高橋は「学生の大会最後のリーグ戦とインカレどちらも絶対優勝します!」と、丸山は「応援してくださる方々の期待に応えられるよう、責任をもって最後まで立命館のホッケーを貫きます。そして日本一の姿をお届けできるように頑張ります!」と意気込む。高校時代からともに切磋琢磨してきた丸山と高橋。互いへの信頼と仲間への思いを胸に、立命館は2年ぶりのインカレ制覇を目指す。

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