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2021.11.05
10月28日(木)~10月31日(日)に埼玉県戸田市・戸田ボートコースで「第99回全日本選手権大会兼第48回全日本大学選手権(インカレ)」が開催され、立命館大学ボート部がインカレで創部以来初となる女子総合優勝を成し遂げました。
また、松田京子選手(スポーツ健康科学部2回生)、鈴木伶奈選手(経済学部3回生)、阿南美咲選手(経済学部1回生)、志賀早耶香選手(経済学部2回生)、越智楽々渚選手(スポーツ健康科学部1回生)が出場した「女子舵手つきフォア」では、インカレ4連覇となる優勝を飾りました。
時間帯により強い順風や横風が吹き、常に状況が変化するこの時期は、当日も水面の状況把握が難しいなかでのレースとなりました。予選は日本体育大学、明治大学、神戸大学の3艇とのレースで、立命館大学はスタートから頭1つ抜け出し、その後、序盤は落ち着いた漕ぎをみせます。良いリズムで中盤・終盤も漕ぎ進め、予選1位タイムで決勝戦に進出しました。
決勝戦は日本体育大学、一橋大学、立教大学、明治大学、早稲田大学の5艇とのレースとなりました。スタートで早稲田大学にリードを許しましたが、逆転を狙えるポジションを維持し、焦ることなく500m地点を通過。主将の鈴木選手のレースプランで「中盤でスパートをかけ艇速を伸ばす」と決めていたこともあり、中盤に差し掛かったタイミングで舵手の越智選手が艇速を伸ばすコールをかけます。その結果、安定した漕ぎで他大学を突き放し、終盤は早めのスパートで逃げ切って、最終1位でフィニッシュ。見事4連覇に輝きました。
また、福原萌意選手(スポーツ健康科学部4回生)と久保那月選手(スポーツ健康科学部2回生)が出場した「女子ペア」でも優勝を勝ち取り、創部初の全日本インカレ女子総合優勝を成し遂げました。今大会で「女子舵手付きフォア」はインカレ4連覇、「女子ペア」は全日本選手権8連覇とインカレ2連覇を達成しました。
ボート部女子主将の鈴木伶奈選手(経済学部3回生)のコメント
昨年のインカレでは女子総合2位と、惜しくも1位を獲得することができませんでした。「来年は必ず1位を獲る!」という思いで活動してきたので、思いを遂げることができ、とても嬉しかったです。
今大会では他大学の競技レベルが一層高まっていることを実感し、今後、私たち立命館大学も高い技術の習得が求められることを感じています。今年もコロナ禍で大会が少なかった分、練習する期間を多く設けることができ、その半分を今回優勝したスイープ種目の練習に費やしてきました。1つのシーズンを通してこんなにもスイープを漕ぎ続けたことはありませんでしたが、まだまだ練習が必要で、もっと競技に取り組みたいと思いました。
今シーズンは終了となりましたが、来シーズン以降も全日本選手権大会やインカレで連覇を獲り続けられるよう、充実したトレーニングを継続していき、個人の力の強化はもちろん、チーム力も強化していきます。応援いただき、ありがとうございました。