第92回関西学生卓球選手権大会で田村美佳選手が優勝　初の関西学生女王に輝く

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2023.06.28

　6月3日（土）、近畿大学記念会館で開催された「第92回関西学生卓球選手権大会（以下、関西学生選手権）」の女子シングルスで、卓球部の田村美佳選手（法学部4回生）が優勝、山本愛織選手（産業社会学部3回生）が準優勝を果たしました。

　終始安定したプレーで次々と強豪選手を破り、決勝戦に駒を進めた田村選手。大会初優勝をかけた一戦は、山本選手との同門対決となりました。
　試合は序盤から互いに譲らない展開になるも、田村選手が相手の動きを読んだ冷静なプレーで第1セットを先取。続く第2セットも接戦を制すと、その後も落ち着いた試合運びでリードを守り、4-1で勝利。見事、初の関西学生女王の座に輝きました。
　山本選手は惜しくも優勝こそ逃しましたが、2021年に行われた第90回大会の女子ダブルス優勝に続き、シングルスでも表彰台に上る好成績を収めました。

　なお、田村選手は、女子ダブルスでも河野凪紗選手（文学部4回生）とのペアで3位入賞を果たすなど、シングルス、ダブルスともに結果を残しました。
　また、田村選手は、6月17日（土）～18日（日）に行われたTリーグの「NOJIMA CUP2023」でも、世界卓球の日本代表選手から勝利するなど、好調ぶりをアピール。国内トップクラスの選手が集う舞台でも存在感を発揮し、大学ラストシーズンのさらなる活躍が期待されます。

　男子では、シングルスで三谷尚輝選手（法学部4回生）が3位に入賞したほか、ダブルスで高須航選手（産業社会学部4回生）と屋敷大選手（文学部2回生）のペアが3位に入り、男女ともに健闘が光る大会となりました。

田村美佳選手（法学部4回生）コメント

　今大会で最後の出場となる関西学生選手権で優勝することができたので、安心感と嬉しい気持ちがあります。決勝の舞台にたった時は、「やっとここまできたな」と思った反面、今大会が初めての決勝だったので、「もう少し早い段階で決勝に行きたかったな」という悔しい気持ちもありました。しかし、そのぶん決勝でも気合いが入ったので、いい気持ちで決勝に臨み、プレーすることができたので良かったです。この優勝を糧にして、感謝の気持ちを忘れず、インカレ、全日本学生選手権でも優勝できるように、これからの練習も頑張ります。