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体育会カヌー部 第59回全日本学生カヌースプリント選手権大会で総合優勝

 8月22日(火)~27日(日)、海の森水上競技場(東京都江東区)で「第59回 全日本学生カヌースプリント選手権大会(インカレ)」が行われ、体育会カヌー部がカヤック3種目(K-2 1000m、K-4 1000m、K-1 4x500mリレー)、カナディアン2種目(C-1 1000m、C-2 1000m)の計5種目で優勝を果たし、総合優勝に輝きました。

 また、カヤック部門の大会MVPに設楽勝太選手(スポーツ健康科学部4回生)が選ばれたほか、カナディアン部門の大会MVPにも荒木悠太選手(スポーツ健康科学部4回生)が選出されるなど、多くの選手の健闘が光りました。

 今大会は、漕者が足を伸ばした状態で座り、両端に水掻きがついたダブルパドルで両側を漕ぎ、足先にあるペダルを押して舵を操作して進む「カヤック」と、立ち膝の姿勢で艇に乗り、片側に水掻きがついたシングルパドルで左右どちらかを漕ぐ「カナディアン」の2部門で競技が行われました。

 カヤックのペア種目「K-2 1000m」では、沼田蒼太朗選手(スポーツ健康科学部1回生)、小山田香貴選手(スポーツ健康科学部3回生)のペアが出場。強みであるスタートダッシュを生かし、序盤から積極的に攻める展開で首位に立つと、危なげない試合運びで見事に優勝を果たしました。

 カヤックの4人乗り種目「K-4 1000m」では、設楽勝太選手 (スポーツ健康科学部4回生)・小野隼人選手 (経済学部4回生)・小山田香貴選手・沼田蒼太朗選手の4人でレースに臨みました。序盤から好スタートを切ると、レース中盤以降もリードを保ち続けてゴール。鍛え上げたチーム力で大会連覇を達成しました。

 カヤックの4人でのリレー種目「K-1 4x500m リレー」では、設楽勝太選手・小野隼人選手・小山田香貴選手・沼田蒼太朗選手が出場。序盤では他大学にリードを許す展開になるも、粘りのレースで果敢に追い上げ、最終走者の小野選手が逆転に成功。個々の競技力を発揮し、この種目で3連覇を成し遂げました。

 カナディアンの個人種目「C-1 1000m」では、荒木悠太選手が50mを通過する段階で2位以降の選手と1艇進差をつけると、中盤以降もその差をさらに広げ、他の選手を圧倒する走りで優勝を果たしました。

 カナディアンのペア種目「C-2 1000m」では、米光陸選手(経済学部4回生)、荒木悠太選手が出場。台風でペアでの練習が不足した影響もあり、スタートで出遅れる展開に。それでも焦ることなく好機をうかがい、300m時点でトップに躍り出ると、その後も集中力を切らすことなく艇を進め、1着でゴール。直近のレースでカナディアンペアでの優勝が遠ざかっていたなかで、見事チームにトロフィーをもたらしました。

 以上の結果により、カヌー部は総合優勝を達成。また、カヤック部門の大会MVPに設楽勝太選手が選ばれ、カナディアン部門の大会MVPで荒木悠太選手が選出されたことにより、各部門のMVPを独占する快挙を成し遂げました。

 引き続き、活躍が期待されるカヌー部の応援をよろしくお願いします。

主将 山﨑穣選手(スポーツ健康科学部3回生)コメント

 今大会を振り返って、まず、チームがインカレ総合優勝奪還を達成できたことが非常に嬉しく思います。そして、総合優勝の点数に自分も貢献できたことは、来年に向けての自信に繋がりました。今大会から応援も解禁され、OB・OGの方々の声援を間近で受けることができました。応援してくださった方々に深く感謝しております。
 また、大会を運営してくださった学連の方をはじめ、会場運営など多くの方々のおかげで選手たちが力を発揮することができました。本当にありがとうございました。
 サポートしてくださる方々に対して競技者である以上、結果で恩返しすることができるように、日々の練習に取り組んで参ります。

カナディアンMVP 荒木悠太選手(スポーツ健康科学部4回生)コメント

 去年は本命のC1-1000mで5位という悔しい結果に終わったので、今年は何としてでも優勝したいと思い大会に臨みました。結果としてはシングルだけでなくペアでも優勝できたほか、その他の出場種目はすべて準優勝という結果を残すことができ、満足です。
 今回の大会は、チーム立命の保護者の方々や多くのOB・OGの方々からの応援やご支援があり、とても力になりました。総合優勝奪還といった形で恩返しができ、安心しました。

カヤックMVP・前主将 設楽勝太選手(スポーツ健康科学部4回生)コメント

 今年度の個人目標として、「インカレでMVPを取る」と決めて活動してきました。その目標を達成することができてとても嬉しく思っています。今回の大会を振り返ってみると優勝できたのはK4とリレーだけでした。しかし、全てのレースにおいて力を出しきることができたので、後悔なくカヌーを引退することができる大会であったと思います。
 ここまでカヌーを続けることができたのは、チームの仲間や応援してくださった方々、そしてどんなときも支えてくれた家族がいたからです。15年間多くの人に支えられてここまで競技を続けることができたので、今度は私が多くの人を支えていくことで恩返しをしていきたいと思います。

男子カヤック部門 主な結果

  • K-2 200m
    準優勝 設楽勝太選手、小野隼人選手
  • K-1 1000m
    3位 設楽勝太選手
  • K-2 1000m
    優勝 沼田蒼太朗選手、小山田香貴選手
    準優勝 設楽勝太選手、小野隼人選手
  • K-4 1000m
    優勝 設楽勝太選手・小野隼人選手・小山田香貴選手・沼田蒼太朗選手
  • K-1 4x500m リレー
    優勝 設楽勝太選手・小野隼人選手・小山田香貴選手・沼田蒼太朗選手

男子カナディアン部門 主な結果

  • C-1 1000m
    優勝 荒木悠太選手
    3位 渡邊舜太選手
  • C-2 1000m
    優勝 米光陸選手、荒木悠太選手
  • C-1 200m
    準優勝 荒木悠太選手
  • C-2 200m
    3位 吉岡宏太選手、渡邊舜太選手
  • C-4 1000m
    準優勝 荒木悠太選手、米光陸選手、吉岡宏太選手、渡邊舜太選手
  • C-1 4x500m リレー
    準優勝 荒木悠太選手、米光陸選手、吉岡宏太選手、渡邊舜太選手

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