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- 立命館発、次世代コーチングの最前線 立命館スポーツコーチサミットを開催
立命館発、次世代コーチングの最前線 立命館スポーツコーチサミットを開催
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2026.02.16
2026年1月24日(土)、立命館大学大阪いばらきキャンパス(OIC)にて、「立命館スポーツ コーチサミット」を開催しました。当日は、学生、教職員、体育会の指導者など、約250名が参加しました。
本サミットは、競技力の向上だけでなく、大学スポーツが持つ教育的価値や社会的役割を見つめ直し、学生主体のスポーツ活動を、いかに指導者や組織が支えていくのかを多様な立場の関係者が学び、対話する場として企画されたものです。
基調講演には、FC今治・株式会社今治.夢スポーツ代表取締役会長であり、FC今治高等学校里山校の学園長を務める岡田武史氏が登壇しました。
岡田氏は、トップレベルの競技現場と教育の現場、その双方に携わってきた経験をもとに、指導者や選手に求められる「主体性」やその視点について語りました。勝敗や成果だけを追い求めるのではなく、選手一人ひとりの成長や、自ら考え行動する力を引き出すことの重要性に触れ、参加者は実践に裏打ちされた言葉に深くうなずいていました。
続くパネルディスカッションでは、岡田氏に加え、スポーツ用品メーカーとして世界的に事業を展開するアシックスジャパン株式会社の代表取締役社長・阿部雅氏、プロバスケットボールクラブ「神戸ストークス」を運営する株式会社ストークスの取締役副社長・西村大介氏、本学からは学生部長(スポーツ振興担当)を務める上田憲嗣教授が登壇しました。
企業、プロスポーツ、大学という異なる立場から、指導者のマネジメント力、スポーツを支える文化の醸成、学生が主体となってクラブを運営する意義などについて、多角的な議論が交わされました。
昼食時間帯にはランチ交流会を実施し、競技や所属の垣根を越えた交流が生まれました。指導者同士、学生同士が直接言葉を交わすことで、新たなネットワークが形成され、大学スポーツを支える「人と人のつながり」の重要性が改めて感じられる時間となりました。
あわせて行われたポスターセッションでは、立命館大学における多様なスポーツ関連の取り組みを紹介。研究と課外活動を結びつけるプロジェクトや、学生が主体となって進める公認活動、応援文化の醸成、さらには産学官連携による取り組みまで、幅広いテーマが並びました。会場では、附属校生・大学生・大学院生に加えて企業関係者も参加し、来場者に直接説明を行いました。活動の背景や成果、そして現在直面している課題についても、率直かつ活発に意見交換がされました。
午後には、立命館大学の横断組織である「R-SCAT(アール・スキャット)」によるレクチャーを実施しました。R-SCATは、アスレティックトレーナーやストレングス&コンディショニング(S&C)を担当する専門スタッフが連携し、学生アスリートの安全とパフォーマンス向上を支えるチームです。
レクチャーでは、「なぜ脳振盪を見逃してはいけないのか」「ストレングス&コンディショニングの重要性」をテーマに、最新の知見をわかりやすく紹介。競技力向上と同時に、学生の健康と安全を守ることの重要性が共有されました。
その後行われた「ベストコーチ賞」表彰式では、2025年度に顕著な成果を挙げた指導者やクラブを表彰しました。
ハイパフォーマンス分野では、明治神宮野球大会において創部初の準優勝という快挙を成し遂げた硬式野球部の片山正之監督らが受賞。応援文化・競争分野では、バドミントン部、サッカー部、ホッケー部(女子)が選出されました。このほか、選手を支えるサポート・ケア分野でも表彰が行われました。
本サミットは、大学スポーツが競技の枠を超え、教育や社会と深く結びついていること、そしてその中心に「人を育てる指導者」の存在があることを改めて共有する機会となりました。立命館スポーツは今後も、研究・教育・課外活動を有機的に結びつけながら、スポーツを通じた価値創造に取り組んでいきます。




















