学びの特色
産業社会学部は1965年に創設されました。学部創設時の理念は、「現代化・総合化・共同化」を合言葉に、「社会的現実の提起する、すぐれて現代的な諸問題を既存の学問諸分野との協同によって具体的に解明し、かつ現代社会を新しい方法によって総合的に把握すること」でした。創設以来、産業社会学部は常に、社会のアクチュアルな問題を総合的視野から解明し、同時に実証的な調査や分析の力を養うことを重視してカリキュラムの改善を重ねてきました。
現在の産業社会学部は、この理念を引き継ぎ、常に変化し続け、より複雑になった現代社会の諸問題を、社会学を基礎として経済学やその他の社会科学を統合した統合的な観点から解明すること、「学際性と専門性を兼ね備え、積極的に社会に働きかけて社会問題を乗り越えていく人材」を育成することを目指します。
産業社会学部が対象とするテーマは環境、都市、メディア、文化、エンタテインメント、スポーツ、家族、福祉、子ども・・と多種多様。産業社会学部では、日々変化する現代の課題に対して、学問領域を越えてアプローチし、アクティヴに学ぶことができます。