2017年度まで
学部ポリシー

産業社会学部の人材育成目的と3つのポリシー

Ⅰ.人材育成目的

産業社会学部は、社会諸科学に関する教育研究を通じて、新たな学問の地平を切り開き、学際性と専門性を兼ね備え、積極的に社会に働きかけて社会問題を解決していくことができる人間を育成することを目的とする【立命館大学産業社会学部学部則第3条】。

Ⅱ.入学者受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)

産業社会学部は以下のような学生を求めます。

  1. 基礎的な教養と知的探究心に優れ、現代の様々な社会現象とその分析に強い関心と意欲を持つ学生。
  2. 自ら問題意識を持って主体的に学びを深める学生。
  3. 将来、社会学などの社会科学の専門知識を活かして、総合的で多面的な視野をもって国内外での活躍を希望する学生。

Ⅲ.教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

1.現代社会の多様な課題を対象として学修をすすめ、各学問分野の専門性と多様な学問分野間の学際性を踏まえて諸学を総合し、積極的に社会に働きかけて社会問題を解決していく能力を育成すべく、以下の教育目標が実現されるよう教育課程を編成・実施する。
  1. 外国語、読み書き、情報処理の基礎学力を身につけている。(認知的領域:知識・理解)
  2. 現代社会で生起している多様な諸問題に対し、自らがそれらを的確に判断していくための社会科学的な知識や思考方法を身につけている。(認知的領域:知識・理解)
  3. 現代社会における諸問題に関する鋭い感受性を持ち、「平和と民主主義」の理念に照らし、社会科学的な知見を通じて主体的・実践的に問題を解決していくことができる。(認知的領域:思考・判断)
  4. 現代社会の諸問題を探究し、解決していくために、社会の現状実態を正確に把握するための社会調査・分析能力を身につけている。(認知的領域:思考・判断)
  5. 他者の意見に耳を傾け、自己の発言の中に公共的な意味と責任を見出し、民主的な人間関係を育むためのコミュニケーション能力を身につけている。(認知的領域:思考・判断)
  6. 社会の現実と切り結び、実践的に行動していく、「アクティブ・ラーニング」に主体的に取り組む能力を身につけている。(情意的領域:意欲・関心・態度)
  7. 主体的かつ継続的な学習を通じて、自ら進路を切り開いていく意思と能力を身につけている。(情意的領域:意欲・関心・態度)
  8. 専門的な議論状況や先行研究の正確な理解と論理的な思考方法に基づき、自らの見解を表明し、討論し、文章を構成する能力を身につけている。(技能表現的領域:技能・表現)
  9. 専門に関わる諸問題を外国語で理解し、討論する意欲をもっている。(技能表現的領域:技能・表現)
2.具体的には以下のように科目を編成・実施する。
  • 文献理解・文章表現、情報処理等の基礎学力を修得する基礎教育を実施する。
  • 国際化や科学技術の進展等、社会の激しい変化に対応し得る統合された知の基盤を与える教養教育・外国語教育を実施する。
  • 社会の諸課題に対して、自らの問題関心を育成し、社会科学的な知識を身に付け、積極的に活用する専門教育を、導入的な科目から順次内容を展開していくよう実施する。
  • 社会科学的な知識や思考方法の修得、問題発見・問題解決能力、社会調査・分析能力、情報発信能力、コミュニケーション能力の修得に向けた小集団教育を実施する。
  • 学部教学と関連の深い、社会的に認められた専門資格の修得を可能とする専門教育を実施する。
  • 国際社会との関わりを重視して現代社会の諸課題を学修する専門科目、外国語の実際的運用能力を高める外国語教育を実施する。
  • 学生の多様な関心に応じて学修を深化させる、外国語教育・専門教育を実施する。

Ⅳ.学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

学位授与の要件は、所定の修業年限以上在学し、教養科目、外国語、専門科目等開設されている科目を履修し、所定の卒業に必要な単位数を修得すること、である。



産業社会学部のおすすめコンテンツ