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インタビュー

立命館で築いたつながりは社会でも活きてくる

 

小林貴誉志

さん(2003年3月 法学研究科 博士課程前期課程修了)
CA(キャリアアドバイザー)、モルガン・スタンレー証券株式会社
2003年3月 法学研究科 博士課程前期課程修了。
2003年4月 モルガン・スタンレー証券株式会社入社。
現在、証券管理本部オペレーション部門で、株式の決済全般に関わるサポート業務を担当。

どのようなきっかけで金融業界に興味を持たれたのですか?

 元々発展途上国の開発支援に関心を持っていた私が金融業界に進んだのは、学部や学ぶ分野を越えた学生との交流がきっかけです。大学院1回生のとき、共通の関心を持つ学生が学部を越えて集まり、学際的に学びを深める勉強会に参加しました。他学部の学生の提案をきっかけにして、開発金融の分野に関心を持ち、金融の持つ影響力の大きさを実感して勉強を進め、金融業界で自分の力を試してみたいと考えるようになったんです。学生時代を振り返ると、他の学生と接するなかで大いに刺激を受けたことが思い起こされますね。

就職活動中に特に意識されたことはありますか?

 私は就職活動中に先輩から言われた「地に足の着いた言葉で話しなさい」という言葉が心に残っています。教科書に載っているような正論は誰にでも語れますし、相手の心には響きません。それよりも自分で経験し、実感として発する言葉にこそ、人となりが表れます。「経験を通して何を得て、それをどう自分ものにしたのか?自分の成長過程を、自分の口で語ること」。このことこそが大切なんだと、実際に社会に出て働く人たちの経験に基づいた言葉の持つ説得力から学びました。

卒業後、立命館で築いたつながりをどのように活かされているのですか?

 学生のみなさんも社会に出ると、職場以外で友人を見つけたり、利害を超えた人間関係を築くのが、だんだん難しくなるということを実感するでしょう。そんなとき、「立命館大学」という共通のバックグラウンドでつながっている仲間というのは、想像以上に心の支えになるものなんです。アメリカンフットボール、駅伝などで立命館大学の学生が活躍するのを喜び合ったり、一緒に応援したり。同じ大学出身というだけで世代を越えて打ち解けられる瞬間がいいですね。

 また、仕事が行き詰ったときや壁にぶつかったときなどは、大学時代の先輩や仲間の意見を聞くこともあります。入社5年目を迎え、自らチームを率いて成果を上げていくことを期待される立場になりました。部下を育て、高いパフォーマンスを引き出すためには、彼らの考え方や価値観を理解し、モチベーションを高める接し方を考えなければなりません。そのときに、自分がCAとして学生と接したり、卒業後の集まりで後輩と交流した経験が非常に役立っています。現在の自分の力量の向上や課題の解決にも、立命館大学での経験が活きていると感じますね。

 立命館大学には、実に多様な人がいます。自分が興味を持ったことに積極的に取り組んでいれば、必ず同じ志を持った仲間と出会えます。そうした仲間とのふれあいが成長を促し、いずれ進路を切り開く力となってくれます。ぜひ勇気を出してさまざまなことにチャレンジしてください。

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