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2016/01/01 本研究科博士課程後期課程1回生 塚本敏人さん(日本学術振興会 特別研究員(DC1))の研究が「Physiology & Behavior」に原著論文として掲載されました。


スポーツ健康科学研究科博士課程後期課程1回生の塚本敏人さん(日本学術振興会 特別研究員(DC1))が同研究科 橋本健志准教授、同研究科 伊坂忠夫教授、立命館グローバルイノベーション研究機構専門研究員 菅唯志さんと共同で取り組まれた研究が、「Physiology & Behavior」に原著論文として掲載されました。

 この研究論文は、従来、認知機能を亢進させるために効果的な運動処方とされてきた中強度定常運動と比較して、高強度運動を間断的に繰り返し実施する高強度間欠的運動を実施した方が、運動後の認知機能の亢進がより長い時間持続することを明らかにしました。この研究により、高強度間欠的運動は、認知機能を効果的に改善させるための運動処方となりうる可能性が示されました。

 

Tsukamoto H, Suga T, Takenaka S, Tanaka D, Takeuchi T, Hamaoka T, Isaka T, Hashimoto T (2016). Greater impact of acute high-intensity interval exercise on post-exercise executive function compared to moderate-intensity continuous exercise. Physiol Behav, Vol. 155: pp 224-230.