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2016/6/18 健康増進科学において早稲田大学教授 竹中晃二先生にご講演いただきました。


健康教育における行動変容モデルの我が国における第一人者の早稲田大学の竹中先生には、健康運動指導士が運動・身体活動の有用性は十分に理解しながらも、なかなか実行に移せない熟考期の対象者を実行期に移動させるための方策に関する理論的背景である行動変容理論に関する授業をしていただきました。

講義は、“行動変容の考え方を持つ-「指導する」から自立支援への転換-”と題して行なわれました。そのなかには、ヘルスコミュニケーションの解説と適用例、身体活動とそのアドヒアランス、行動変容理論・モデル・技法、ステージ調査、セルフエフィカシー(自己効力感)、ソーシャルマーケティング、メンタルヘルス問題と予防措置、プロアクティブ募集方法の開発、逆戻り予防モデル、個別対応:動機づけ面接でした。

受講した学生からは、これまで、身体活動の生活習慣病予防効果を説明すれば、身体活動を増加させてくれると思っていたが、実際には、そうではなく、その人の行動変容に課するステージ毎に異なる方法を使って、行動変容を促すべきでるあることを学んだ。という感想がありました。