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2017/06/10 スポーツ庁政策課教科調査官の森良一先生にお越し頂き、「保健科教育の考え方」というタイトルでお話し頂きました。


 講義は、健康教育と保健教育の相違から始まり、中央教育審議会答申のお話に移りました。特に、健康・安全食に関する資質能力の重要性を強調され、それらの資質・能力には、知識・技能、思考力・判断表現等、そして、学びに向かう力・人間性等があることを説明されました。

 次に、心身の健康保持増進に関する指導の資質・能力の育成に関して、保健教育と学校保健の観点からお話頂きました。心身の健康保持増進に関する指導の資質・能力イメージをご呈示頂き、体育科、保健における「見方・考え方」について解説頂きました。

 そして、保健教育の中核である保健体育(保健科教育)の話に進み、「医療機関と夫婦で実際に起こりうる会話場面」といった極めて具体的な「保健科の授業」にまで及びました。
 大変興味深いお話を元に、健康増進や運動の健康に対するスポーツの価値を十分にお話し頂きました。
 大変お忙しいところ、本研究科にお出で頂き、お話し頂いたことに、心から感謝申し上げます。