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アドバンスト・コーチング(実習)プログラム【ACP】前期報告会を実施しました


2012年度よりスポーツ健康科学部では、ACP(アドバンスト・コーチング(実習)プログラム)という独自のプログラムを実施しています。このプログラムでは、自身の指導力を高めたい学生が、教養科目「スポーツ方法実習」の授業に実習生として参加し、授業運営のサポートを行います。

教員から1対1で指導法について学び、学部や回生の異なる多くの学生に対して指導を行うことで、実習生の指導力が飛躍的に向上します。また、将来教員を目指す学生は教育実習前の実践の場としても活用しています。

2017年度前期には4名の学生が実習生として参加し、727日(木)、31日(月)に前期報告会を実施しました。

実習生たちは、15回の授業のうち1回~複数回分の指導案を立て、実施する中で、実践を見据えた練習の難易度の設定の難しさ(ソフトボール)や、競技に必要な動きを修得するための動画等ツールの使い方の工夫の有用性(バドミントン)など、具体的な指導経験を通して、理論や洞察と実践の繋がり、あるいは違いについて深く学んでいました。また、特に多くの実習生により報告されていたのが、受講生とのコミュニケーションや個々の学生に合わせた指導のスタンスについてです。当該競技への習熟度や関心の度合い、個性等が多様な中で、どのようなコミュニケーションや指導が最も有効なのか、という点について考察を深めていました。


そして、各「スポーツ方法実習」受講生に対するアンケート結果にも、ACP実習生の活動が授業の発展や受講生の学びに貢献していたとの評価が表れており、受講生の学びにも資する活動ができたといえると思います。

指導下さった先生方からも激励のコメントを頂き、実習生にとって非常に貴重な機会となりました。


2017年度後期についても追加募集しますので、是非関心のある皆さんの応募をお待ちしています。