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「スポーツ健康科学セミナーⅡ」の授業において、スポーツニッポン新聞社大阪本社 編集局 報道部長の幡 篤志様にご講演をしていただきました。


スポーツ健康科学セミナーⅡは、卒業後にも続くキャリアの形成をイメージしながら、大学で習得する知識・スキル・経験の実社会における応用を考え、各業界の分析やその業界で働くにあたって、求められる資質を捉えることを主たる目的としています。

このたびご登壇いただいた幡様には、スポーツ新聞が扱う情報などを一通りご説明いただいた後、近年紙媒体の売り上げが懸念されるメディア業界における、スポーツニッポン新聞社の取り組みやソーシャルメディアを用いた新しい情報発信の在り方をご紹介いただきました。また、テクノロジーの進化や、インターネットの発達に伴い、メディア業界におけるニュースを発信するまでのプロセスは、この30年ほどで随分と進化を遂げてきた一方で、テクノロジーがいくら進化しても、情報の収集には今も昔も人と人との繋がりが大切であるということをお話ししてくださいました。

日ごろスポーツとのかかわりが深いものの、情報の受け手である学生たちにとっては、世の中で起こっていることがどのように編集され、ニュースとして発信されていくかを知る良い機会になりました。大学時代は体育会運動部活動に所属され、体育教員を目指されていた幡様がメディア業界に進まれたこともまた、学生たちが自分のキャリアを考えるにあたって参考になったようです。幡様、ご講演を賜り、ありがとうございました。

(ニュース)20190705-1