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第209回中国理解講座 「お茶と薬草で夏養生:「薬茶同源」のすすめ」
向 静静 氏(立命館アジア・日本研究機構 准教授)
時間:13:00~14:30(12:30~受付開始)
場所:立命館孔子学院講義室&オンラインライブ配信
講座概要
茶は単なる飲み物や嗜好品ではなく、「薬」として用いられていた。また、私たちの身近な植物である紫蘇も「薬」として重宝されており、紫蘇ジュースとして飲まれるほか、中国では紫蘇をお茶などに用いる習慣もある。さらに枇杷は、その実がフルーツとして食用される一方で、葉は消化器官や胃腸に良いとされ、中国や日本では枇杷の葉をお茶としても親しまれてきた。本講座では、中国や江戸時代の医学書・本草書・民俗資料・図像資料などをもとに、茶・紫蘇・枇杷の葉を取り上げ、それらの効用と使用法をひもとくことで、「薬茶同源」の歴史を探る。また、夏の暑さを乗り越えるための養生法として、これらの素材を用いた薬膳やお茶のレシピも紹介する。
講師紹介
向 静静 氏(立命館アジア・日本研究機構 准教授)立命館大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現在、立命館大学アジア・日本研究機構准教授。専門は東アジアの医学思想史、日中医学交流史。最近は「薬膳」や「医食同源」といった食と健康をめぐる思想も研究している。著書に『医学と儒学――近世東アジアの医の交流』(人文書院、2023年)があり、第36回矢数医史学賞、第18回日本思想史学会奨励賞、第18回立命館白川静記念東洋文字文化賞奨励賞、第7回医譚賞を受賞している。
定員
教室:20名 オンライン:70名(要事前申込)参加費用
無料お申込み受付期間
~7月25日(金)15時 ※定員になり次第、受付終了お申し込み方法
【ご注意】教室受講とオンライン受講はフォームが異なります。↓【教室受講】をご希望の方はこちらのフォームからお申込みください。
↓【オンライン受講】をご希望の方はこちらのフォームからお申込みください。
※お電話及び窓口でのお申込みはお受けできません。
※お申込み後のキャンセルは、受付メール内にあるキャンセル専用URLからキャンセルをしてください。(お電話でのキャンセルはお受けできません。)
※【オンライン受講】をお申込みいただいた方には、前日17時頃に孔子学院事務局から参加方法・Zoomへの招待メールをお送りします。当日1時間前になっても届いていない場合は事務局(koza@st.ritsumei.ac.jp)までご連絡ください。なお、ご連絡いただく前に、念のため、迷惑メールフォルダ内もご確認ください。
※オンラインはライブ配信のみとなり、アーカイブ配信はありません。
会場のご案内
立命館大学衣笠キャンパス交通アクセス:https://www.ritsumei.ac.jp/accessmap/kinugasa/キャンパスマップ: