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2025年度中国古典文化講座②「唐の玄宗と道教」
髙橋 睦美 氏(大東文化大学文学部中国文学科 准教授)
時間:14:00~15:30(13:30~受付開始)
場所:立命館孔子学院講義室&オンラインライブ配信
講座概要
玄宗は唐代の9代目の皇帝です。玄宗の治世の前半期は、「開元の治」と称される唐王朝の絶頂期でした。しかし後年、楊貴妃を寵愛し、政治への関心を失い、政治の腐敗が安史の乱が起きる遠因となったとも言われています。楊貴妃とのロマンスは白居易の「長恨歌」にうたわれ、戦乱に荒れ果てた都長安にとらわれた杜甫は、「国破れて山河あり」にはじまる五言律詩「春望」にその感慨を綴りました。そんな玄宗は、実は道教を尊崇し、『老子』に注釈(御注)を書いたことが知られています。『老子』といえば、道家思想の書物であり、そこには、“無為自然”や、“小国寡民”といった無欲を貴ぶ思想が述べられています。唐が最も盛んであった時代の皇帝が、『老子』をいかに解釈したのでしょうか。本講演では、玄宗御注の『老子』解釈の特徴について、資料をもとに紹介いたします。講師紹介
髙橋 睦美 氏(大東文化大学文学部中国文学科 准教授)2000年4月 東北大学文学部人文社会学科 入学
2004年3月 東北大学文学部人文社会学科 卒業
2004年4月 東北大学大学院文学研究科文化科学専攻博士前期課程 入学
2006年3月 東北大学大学院文学研究科文化科学専攻博士前期課程 修了
2006年4月 東北大学大学院文学研究科文化科学専攻博士後期課 進学
2011年3月 同単位取得退学
2012年2月 博士(文学)取得
定員
教室:20名 オンライン:70名(要事前申込)参加費用
無料お申込み受付期間
~10月24日(金)15時 ※定員になり次第、受付終了お申し込み方法
【ご注意】教室受講とオンライン受講はフォームが異なります。↓【教室受講】をご希望の方はこちらのフォームからお申込みください。
↓【オンライン受講】をご希望の方はこちらのフォームからお申込みください。
※お電話及び窓口でのお申込みはお受けできません。
※お申込み後のキャンセルは、受付メール内にあるキャンセル専用URLからキャンセルをしてください。(お電話でのキャンセルはお受けできません。)
※【オンライン受講】をお申込みいただいた方には、前日17時頃に孔子学院事務局から参加方法・Zoomへの招待メールをお送りします。 当日1時間前になっても届いていない場合は、事務局( koza@st.ritsumei.ac.jp )までご連絡ください。なお、ご連絡いただく前に、念のため、迷惑メールフォルダ内もご確認ください。
会場のご案内
立命館大学衣笠キャンパス交通アクセス:https://www.ritsumei.ac.jp/accessmap/kinugasa/キャンパスマップ: